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「立派なおばちゃんは簡単になれるもんじゃない」新たな価値観に感動<おばさんってダメですか?>

  • 2023.9.23

2人の女児を育てる元ライター&編集者のらっさむさん。アラフォー目線で「おばさんってダメ?」を描くマンガを紹介します。「おばちゃん」と呼ばれることに対して、敏感に反応する人と、そうじゃない人。「ママに見えない=誉め言葉」という考え方。若さと美しさを消費される社会。友人や40代美魔女などの経験談から、このテーマについて考え続けていたらっさむさんですが……。

皆、「若さ」と「きれい」が史上最強という暗示にかかっているだけ。ママに見えないと言われたいのは本当は誰の願望なんだろう? と友人に問われた数日後。女性数人での飲み会に参加すると……!?

「おおお」新鮮な価値観に感動!

友人のはるみつながりの女性たちで開いた飲み会で、おばちゃん呼びや若見えについての話題になったところ、私は強烈な価値観に出合ったのです!

「ママに見えないが褒め言葉なんてかっこ悪~! いつまで他人に自分の価値を決めさせるの? 若さなんて青臭さと同義!」

バッサリ切り捨てる潔さに圧倒されていると、別の人が「もうやめなよ、おばちゃんって言葉は圧が強いんだから」とフォロー。私は、大丈夫ですという意味で深く考えずに「私ももう立派なおばちゃんなので」と答えてしまいました。すると、「立派なおばちゃんなんて、そう簡単になれるもんじゃない! 自意識を超えてやっとたどり着く境地なんだから!」と力説されたのです。

「おおお! 新鮮! なんだこの世界感……!」彼女の価値観に触れ、私はまさに目からうろこ状態に。感激すら覚えたのでした。

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らっさむさんの「私も立派なおばちゃんなので」という言葉。「私は完全におばちゃんな年齢なので、その呼び名も仕方ない」という無意識の諦めや自虐が含まれていたのでは? しかしそれをぶった切ってくれたのが「立派なおばちゃんなんて簡単にはなれない」のひと言。他人に自分の価値を決めさせるな、という指摘もグサッときます。いろいろな人と話すと世界が広がりますね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター らっさむ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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