価値観が違い過ぎて「こっちが心狭いみたい」｜毎回遅刻してくる友人

高校時代からの気の合う友人・みかの度重なる遅刻に我慢の限界を迎えたゆうこが、悩みながら大切な友人との付き合い方の正解を見つけるまでの物語です。待たされることがあっても、待つことをストレスに感じていないと言うみか。遅刻に対する価値観の違いが浮きになり、時間を守っているゆうこがモヤモヤすることに。みかを説得することを諦めたゆうこは、みかに背を向けます。人間まおさんによる『毎回遅刻してくる友人』第19話をごらんください。

価値観の違う相手を説得することは、簡単なことではありません。相手の時間を奪っているという認識のないみかには、待たされる側のストレスが伝わることはないのかもしれません。

みかの引き留めにも応じず、帰る姿勢を崩さないゆうこ。今度こそ遅刻を許さないという、強い意志を感じますね。

人付き合いで忘れてはいけない、親しき仲にも礼儀あり

遅刻癖のある友人・みかにモヤモヤしながらも、毎回我慢して許していたゆうこ。何度も注意をしてきましたが、反省の色が見えないみかに我慢の限界を迎えます。積もり積もった気持ちを伝えるものの、価値観の違いから全く伝わらず、結局友人関係を絶つことに。

遅刻は待たせている相手の時間を無駄にする行為で、相手からすれば自分を軽視されているように感じることも。やむを得ず遅刻してしまう場合もありますが、相手の優しさに甘えずに誠実に謝るなど、相手の立場を考えた言動をすることが大切です。

自分が遅刻される側で、これ以上はイヤだと感じたら、ゆうこのようにお付き合いに距離を置く手段もあります。穏やかな気持ちで時間を共有できる相手とお付き合いしたいものですよね。

著者：NAKAMA