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「父と母にも聞かせて…」彼のDV音声を聞いた姉がひと言。意を決して送信することに<モラハラ彼氏>

  • 2023.9.23

やさしかったモラ介は、怒鳴ったり物に当たったりするようになり、キナコの穏やかな日常は長く続きませんでした。彼の家族が家にやってきたことがきっかけで、モラ介への気持ちは急激に冷め、彼が寝ている隙に出ていくことを決意して……!? 尾持トモさんのご友人の体験談です。

「私を大切にしない人なんて、いらない」

まとめた荷物を持って玄関へ向かおうとしたとき、彼のスマホが目に入り、こっそり覗いてみると、驚くことに彼のスマホには家族や友だちの連絡先すら登録されていませんでした。

キナコに対して「お前に友だちなんていない」と怒鳴っていたモラ介ですが、本当に友だちがいないのは彼自身だったのです。彼は、自分に自信が持てず、物やキナコに当たることで自分を大きく見せようとしていました。

「捨てられて一生ひとりになるのは、モラ介君のほうじゃん!」と、キナコは以前彼に言われたことを思い出しながら、彼との家を後にしました。

キナコはこれまで受けたモラハラを思い出し、「彼を好きだった自分がバカみたい。バイバイ、モラ介君!」と改めて別れを決意します。

そのとき、彼の姉から連絡があり「モラ介が追ってくるかもしれないから……」と、車で迎えにきてくれました。キナコは、これまで彼がおこなっていたモラハラの事実を、音声を通して彼の姉や両親にも知ってもらうことにしたのです。

ようやくモラ介から離れる決意ができたキナコ。彼の家族であるお姉さんがキナコの味方になってくれたので、とても心強いですね。


尾持トモさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

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著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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