どう声をかける？【心理テスト】あなたの意思決定スタイルを診断！

心理テストの質問

今回の心理テストでは「意思決定のスタイル」がテーマ。

私たち一人ひとりが持つ決断の方法は、その人の価値観や性格、経験を反映しています。

この心理テストで、自分自身はどんな要素を特に重視し、決断をしているのか改めて確認してみましょう。

そうすることで、自分の長所や短所、また適切な意思決定を行うためのヒントを得ることができるかもしれません。

【質問】

失恋してしまった友達を慰めるため、一緒にカフェにいったあなた。

さて、友達になんと声をかけますか？

A.今回ダメだった原因を一緒に洗い直そう。

B.次こそ赤い糸で結ばれた人が出てくるはず！

C.彼の友達にこっそり、彼の気持ちを聞いておいてあげるよ。

D.次は、あなたにゾッコンな人を選ばなきゃ！

E.私の経験から言うと、結局、時間が薬になるのよ。

心理テストの診断結果

A「今回ダメだった原因を一緒に洗い直そう」を選んだあなたは……「アナリティカル型」

あなたが失恋してしまった友人に向かって「次の恋はきっとうまくいくよ。今回ダメだった原因を一緒に洗い直そう」と声をかける選択をした背景には、アナリティカル型の意思決定スタイルが見て取れます。

この言葉から、あなたは状況や情報を冷静に分析し、論理的なアプローチで問題解決を図ろうとしていることが伺えます。

事実や過去のデータを基に、最も合理的な選択を模索する姿勢は、アナリティカル型の特徴として非常に典型的です。

日常生活の中で、アナリティカル型の意思決定スタイルは多くの場面で役に立ちます。

たとえば、プロジェクトの計画や業務の効率化、購入や投資の判断など、情報を基にして最適な答えを出さなければならない場面での強みとなります。

あなたのようなタイプは、適切なデータや情報をもとに、冷静に物事を進めることができるので、多くの人々から信頼を得やすいです。

また、複雑な問題や課題に直面した際にも、情報を整理・分析することで、他者が見落とすような視点や新しいアイディアを発見することができるでしょう。

B「次こそ赤い糸で結ばれた人が出てくるはず！」を選んだあなたは……「直感型」

選択肢Bを選んだあなたが直面した状況は、実は無意識下において多数の情報の複雑な統合が行われ、あなた自身が気づかないうちに形成されている直感に導かれた結果です。

多くの人が詳細な情報や論理をもとに決断を行う中、あなたは情報の背後に潜む雰囲気や感覚、微細な変化を捉えて、それらをもとに直感的な判断を下す能力を持っています。

論理的な分析をする前に、まず「感じる」ことを優先させるこの特性が、「直感型」という診断結果につながっています。

日常生活において、直感型の意思決定スタイルは特に、予期せぬ状況や情報が不足している場面で非常に役立ちます。

人間関係のコミュニケーションや交渉時に、相手の微妙な表情や言葉のニュアンスを敏感に捉え、瞬時に対応する力が求められる場面での強みとなるのです。

また、アートやデザインの分野では、直感的なインスピレーションがオリジナルなアイディアを生み出す源泉となります。

あなたのような直感型の人は、周囲の変化を敏感に察知し、迅速に適応することが得意です。

そのため、新しい環境や未知の領域においても、独自の視点やアプローチで成功を収める可能性が高いでしょう。

C「彼の友達に彼の気持ちを聞いておいてあげるよ」を選んだあなたは……「コンサルティブ型」

Cの選択をしたあなたの心理的背景には、他者との深いつながりやコミュニケーションへの欲求が存在します。

これは単なる情報収集を超え、人々の意見や感情に対する真摯なリスペクトと、社会の一員としての、あなたのアイデンティティを表しています。

あなたは、単独での判断よりも、多くの声を取り入れ、それに基づいて結論を導き出すアプローチを好む傾向があります。

これはあなたが、意思決定において多様な視点を尊重し、共感と理解を基盤とした「コンサルティブ型」としての特性を持つことを示しています。

日常生活において、「コンサルティブ型」の意思決定スタイルは、特にグループ活動やチームでのプロジェクトにおいて極めて有効です。

このスタイルを持つあなたは、チームの中でのリーダーや調整者としての役割を自然と果たすことができ、異なる意見や立場の人々を一つの方向へとまとめ上げる能力があります。

また、人間関係やコミュニティの中での問題解決にも強いです。

多様な意見を尊重することで、人々の間の摩擦や対立を最小限に抑え、和やかな雰囲気を築くことができるのです。

このように、あなたの「コンサルティブ型」の意思決定スタイルは、共同での作業や調和を求めるシチュエーションにおいて、大きな強みとなり得ます。

D「次は、あなたにゾッコンな人を選ばなきゃ！」を選んだあなたは……「プルーデント型」

Dの選択肢を選んだあなたは、不確実性や変動がもたらすリスクを深く感じており、それらの要素から自身を守ることを心理的に優先しています。

このような判断の背後には、安全性や確実性への願望があります。実際、それらはあなたの日常の多くの選択の中で影響を及ぼしています。

未知の要素や予期せぬ変化に対しては慎重なアプローチを取ることで、心の安定や生活の品質を保つことを強く望んでいるのです。

これらの傾向から、「プルーデント型」という意思決定スタイルを持っていることが明確に示されます。

生活の中で「プルーデント型」の意思決定スタイルが特に役立つ場面は、リスク管理や計画的な活動に関連する場面です。

例えば、資金運用や投資、長期計画の策定、あるいは重要な契約の締結などで、あなたは潜在的なリスクを熟慮し、その結果、慎重な判断を下すことができます。

また、日常生活においても、例えば旅行計画や生活のルーチンを作成する際などに、事前のしっかりとした情報収集や計画によって、不確実性を最小限に抑えることができます。

このように、あなたの「プルーデント型」の意思決定スタイルは、安全で確実な結果を追求するあらゆるシチュエーションで、あなたの頼もしい支えとなります。

E「私の経験から言うと、結局、時間が薬になるのよ。」を選んだあなたは……「エクスペリエンス型」

Eの選択をしたあなたは、心理的に過去の経験や学びを深く尊重し、それらを未来の行動の礎としています。

人は時として、自らの過去の経験を無意識のうちに現在の状況に照らし合わせ、判断することがありますが、あなたはこれを一つの強みとして意識的に活用しています。

ある意味で、過去の経験はあなたの内なるコンパスとなり、新しい状況や課題に直面した際にも迅速かつ適切に意思決定を行う原動力となっています。

このことから、あなたの意思決定スタイルが「エクスペリエンス型」として特徴づけられる理由が明らかとなります。

日常生活の中で、「エクスペリエンス型」の意思決定スタイルは、未知の状況や新しい挑戦に直面したときに特に役立ちます。

例えば、新しい職場や社会的な環境での適応、突発的な問題や困難な状況の解決など、多くのシチュエーションであなたは自らの過去の経験を活用してベストな選択を行うことができます。

また、他者とのコミュニケーションにおいても、過去の経験や学びから洞察力や理解を深めることができるため、相手との関係構築や信頼関係の築き上げにも貢献することが期待されます。

このように、あなたの「エクスペリエンス型」の意思決定スタイルは、様々な状況での適応力や柔軟性を高める大きな力となります。

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ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学び、卒業後に心理学への関心が高まる。現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部