シャルロット・ゲンズブールからミック・ジャガーまで！チャールズ3世の晩餐会、ヴェルサイユ宮殿に集ったセレブたち

2023.9.22

2023年9月20日、文化、ラグジュアリー、スポーツ等の各界を代表するセレブたちがヴェルサイユ宮殿でイギリス国王夫妻を迎えての公式晩餐会に出席した。

ミック・ジャガーと妻のメラニー・ハムリック。（ヴェルサイユ宮殿、2023年9月20日）photography: Chris Jackson/Chris Jackson/Getty Images

それはセザール賞授賞式やカンヌ国際映画祭などよりもはるかに格式が高く、豪華な晩餐会だった。9月20日、文化、ラグジュアリー、政治、スポーツの各界を代表する著名人が共和国衛兵とカメラマンたちの見守るなか、ヴェルサイユ宮殿の中庭を通ってイギリスの国王夫妻を歓迎する公式晩餐会へ向かった。

招待客には、黒のスリットドレスに身を包んだシャルロット・ゲンズブール、白いシャツに黒いスカートのキャロル・ブーケがいた。Netflixで配信されているコメディドラマ『セックス・エデュケーション』の主演女優で、フランス系イギリス人のエマ・マッキーや、フランス人俳優兼演出家のギヨーム・ガリエンヌとその妻、イギリス側の代表としてはミック・ジャガーと妻のアメリカ人振付師のメラニー・ハムリック、およびヒュー・グラントと妻のアンナ・エリザベット・エーベルシュタインがやってきた。また、ウェールズ出身のイギリス人小説家ケン・フォレット、フランス人ヴァイオリニストのルノー・カプソン、フランス人フォトグラファーのヤン・アルテュス＝ベルトランの顔も見えた。

タキシードにロングドレス

スポーツ界からはサッカー選手のディディエ・ドログバ（元チェルシーFC所属）、パトリック・ヴィエラ（元アーセナルFC所属）、オリンピックのカヤックチャンピオンで2024年パリオリンピック組織委員会委員長を務めるトニー・エスタンゲがタキシード姿でやってきた。

政界からはエリザベス・ボルヌ首相、ジェラルド・ダルマナン内務大臣、リマ・アブドゥル＝マラク文化大臣、財界からはLVMH会長兼CEOのベルナール・アルノーと妻エレーヌ・メルシエ、ベルナール・アルノーの娘のデルフィーヌ・アルノーとパートナーのグザヴィエ・ニールらの顔ぶれだった。

午後8時を回った頃にチャールズ3世夫妻が登場し、大統領夫妻の出迎えを受けた。特筆すべきは、ブリジット・マクロンとカミラ王妃のドレスの色がお揃いのナイトブルーだったこと。仏大統領夫人はルイ・ヴィトン、カミラ王妃はディオールのドレスだった。4人は揃って入城し、150人の招待客と合流した。乾杯の後のディナーはすでに語り草となっている。