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「マナー違反じゃない?!」“割り勘”なのにたくさん飲む・食べる人→上手な対処法、プロに聞いた

  • 2023.11.13
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写真:PIXTA

割り勘が前提と決まっている食事会で、たくさん食べたり飲んだりする人がいたらどう思いますか?平等に食べようと思う人からすると不平を感じてしまう割り勘問題。しかし、お金のことについて意見を言うのも気が引けてしまいますよね。

編集部でアンケートを取ったところ、数人で割り勘する食事でたくさん食べたり飲んだりする人について「みんなと同じくらいの量を食べるべき」という声がありました。今回は、このような割り勘問題に対してどう対処するのがよいのか、迫ってみます!

割り勘とは?

割り勘とは、「割り前勘定」を略した語になります。割り勘には「金銭を各自に割り当てること」、割り前勘定は「勘定(代金)を人数で割り、各自に平等に振り分けて支払うこと」という意味があります。

割り勘を要求されたら?

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写真:PIXTA

割り勘前提の食事で、人よりもたくさん食べたり飲んだりする人と一緒になった場合、自分としては納得がいかなくてもその場ではなかなか言い出しにくいものですよね。しかし、「割り勘なのに食べ過ぎじゃない?」などと言うのは控えた方がベターです。

その人との金銭感覚が違うと感じることを踏まえたうえで、一緒に食事をする際は割り勘前提をやめて各自で払う形にする、事前に予算を話し合っておくなど、支払い方法を変えるとよいかもしれません。せっかくの楽しい食事でモヤモヤしないように、付き合いの距離や支払い方法を考えてみてくださいね。

価値観の違いを受け入れることも大切

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写真:PIXTA

割り勘前提の食事について「みんなと同じくらいの量を食べるべき」という意見もありますが、そのように考えていない方がいるのも事実です。

そういう場合は「たくさん食べたり飲んだりする人とは価値観が合わない」と受け入れることも大切です。つまり、たくさん食べる行動を変えさせようとしないことです。少しドライな考え方かもしれませんが、「諦める」という選択肢も視野に入れてみてください。

どんな関係を築きたいか、見直してみて

お金に関することは相手に言いづらく、人間関係のトラブルに発展することの多い問題です。相手の考え方を変えるのは難しいので、価値観が合わないことを認めたうえで、その人との今後の関係を見直してみてくださいね。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram:@reikonohmi
新卒で入社した最大手保険会社で約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。