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商品に値札がない!?日本では考えられない、東南アジアで遭遇した驚きの文化とは

  • 2024.3.17
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筆者撮影

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

ショッピングを楽しむ際などにお客さんが価格を確認できるよう、必ず商品に付けられている定額の値札。日本ではこの値札を見て買い物をするのが一般的ですが、実は海外には商品に値札がなく“価格は店員さんとお客さんとの交渉で決まるスタイル”のお店が存在しています。

今回はこれまでに26カ国を訪れたトラベルライターが東南アジアで遭遇した価格交渉の文化について、紹介したいと思います。

価格は店員さんとの交渉で決まる!?

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筆者撮影

東南アジアの商店やマーケットを散策していると、商品に値札が付いていないお店をよく見かけます。実はこうしたお店のほとんどで価格交渉ができるようになっているのです。

交渉は店員さんの言い値から始まり、お客さんとの交渉によって少しずつ下がっていくという仕組み。この時、言い値で決まればラッキーと言わんばかりに、最初の提示額は相場よりも高いケースがほとんどなところも海外ならではのおもしろい特徴です。

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出典:PIXTA

逆に言うと、お客さん側は購入したい価格よりも少し安い金額から交渉をスタートするのが、上手に値切るコツ!とはいえ、特に相場が決まっているわけではないため、自分が「この金額なら買ってもいいかも…」と思う金額を目指して交渉を楽しむことが、東南アジアのマーケットでショッピングを楽しむ大切なポイントなのです。

全てのお店で交渉できるわけではない

商店やマーケットには価格交渉できるお店が多い一方で、レストランや百貨店の中の値札が付いているお店などは、日本でのショッピング同様に定額となります。

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筆者撮影

また、タクシーやトゥクトゥクといった移動手段を利用する場合には価格交渉が必要なケースがあります。

タクシーは通常通りメーターを使用する場合は、日本のタクシーと同様の乗車方法ですが、特に三輪タクシーであるトゥクトゥクの場合、ドライバーに目的地を告げた後、乗車料金を交渉する必要があります。トゥクトゥクも最初はほぼ間違いなく相場よりも高い金額が提示されますが、商店やマーケットと比べると、距離毎のある程度の相場が決まっているため、事前に相場を把握しておくことで上手に交渉することができますよ!

旅先ならではの体験を楽しもう!

商品の購入に価格交渉が必要だったりするのも、海外ならではの体験の1つ。お土産1つ買うのにも交渉が必要だったりと、煩わしく感じてしまうこともあるかもしれませんが、せっかくなら日本では体験できない異国ならではの文化をオープンマインドで楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です
※記事内の画像にはイメージが含まれます



ライター:けんちょ(Instagram/Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。