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大人が意外と間違える「月極」→正しく読める?

  • 2024.4.23
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駐車場でよく見かける、「月極」という言葉をご存知ですか?

学校ではあまり習わない言葉なので、読み方を間違えて覚えてしまっているかもしれません。また、似た意味を持つ言葉もあり、使い方も間違えている場合も。

さて、「月極」を正しく読めるでしょうか?「ゲッキョク」ではありませんよ…!

正解は…

「つきぎめ」でした!

意味は、「月ごとに物事の始末をつけること」。

月ごとに更新が必要だったり、料金の支払いが必要だったりする契約を結ぶ際に用いられる言葉です。月ごとに一定の料金を支払って利用する駐車場を、「月極駐車場」と言います。

「月額」との違い

「月極」と意味が似ている言葉に、「月額」があります。どちらも月単位であることを示していますが、意味合いはまったく異なります。

「月額」の意味は、「1か月あたりの金額。毎月の決まっている金額」。つまり、月ごとに支払う“料金”を指しています。

「月極」は月ごとの“契約”を指す言葉なので、間違えて使わないように気をつけましょう。

「月極」の例文

どのように使用するのか、例文をいくつかご紹介します。

  1. 「通勤で利用するために、月極駐車場を契約した。」
  2. 「新聞の月極購読料を支払うために、お金を用意しなければならない。」

このように、月ごとに支払いが発生するサービスを指す際によく用いられます。

まとめ

「月極」の読み方は、「つきぎめ」でした。

日本語の中には、漢字本来の読みとは異なる読み方の言葉が存在します。そのような言葉は学校で学ばないことが多いため、読み方を間違えて覚えていることが少なくありません。

日常的に見かける漢字で読み方がわからないものがあれば、調べる癖をつけるとよいかもしれません!

出典:精選版日本国語大辞典