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アパレルで接客中に店長から突然『業者対応指示』 その後、持ち場に戻ると“衝撃の事実”が発覚に「やられた!」

  • 2023.10.28
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画像:PhotoAC

おしゃれで華やかなイメージのアパレル業界。しかし実際に働いてみると、勤務条件や人間関係、立ち仕事ならではの肉体的な負担など、さまざまな問題に悩まされる人も少なくないと聞きます。

本記事では、とあるアパレルショップで実際にいた、とんでもない店長についてご紹介します!

本当は私の売り上げだったのに!

アパレルショップで勤務経験のある30代女性が、今でも忘れられない店長の驚きの行動について教えてくれました。

 

私がアパレルショップで働いていた時の話です。

当時勤務していたショップは個人に課せられたノルマがとても大変で、私は毎月必死でした。

そんなある日「結婚式の二次会で着たいのですが」と、ワンピースとのアンサンブルを購入希望のお客様が来店されました。

このセットは、ショップで一番の高額商品。

私ははやる気持ちを抑えつつ、まずはお客様のご希望をヒアリングし、ロング丈で濃いめのお色の商品をいくつか試着していただくことにしました。

そして無事に満足していただける商品が決まり、購入していただける流れに。

お客様がワンピースの裾上げをご希望したため、サイズを計ろうとしたちょうどその時、宅配業者が商品の納品でやってきました。

業者が来るのはいつものことなので特に問題はないのですが、私が驚いたのは、すぐ近くにいた店長からの一言でした。

「私がサイズ計っておくので業者対応行って!」

え?私は今、お客様対応をしているのに?

心の中では疑問に思ったものの店長には逆らえず、私はとりあえず言われた通り業者対応へ。その間に店長は、お客様のサイズ測定とレジ対応をしてくれていました。

お客様対応を最後まで出来なかったので私はどこか消化不良でしたが、お客様がショップを出る時、わざわざ私に「ありがとう」と声をかけてくださったので、満足していただける接客ができて良かった、と嬉しい気持ちになったことを覚えています。

しかしその後、衝撃の事実が発覚しました。

先ほどのお客様の売り上げが、なんと店長のものになっていたんです!

思い切って尋ねてみると「途中で接客交換したんだからしょうがないよね?」と店長は一蹴。

う~、やられた!

その後もたびたび同じようなことがあったため、上司にも相談しましたが取り合ってもらえず……。

おかげで私のノルマはいつもギリギリだったりアウトだったりと毎月とにかく大変で、結局そのショップはすぐ辞めました。

店長もノルマに苦しめられていたとは思いますが、だからといって人の売り上げを横取りするのは絶対にしてはいけません!

アパレル業界のノルマの現実

アパレル業界では、毎月の売り上げ予算、つまりノルマを設定しているお店がほとんどなんだそう。

販売員ごとに設定される個人ノルマやチームごとに設定されるチームノルマ、そして店舗ごとに課せられる店舗ノルマなどがありますが、昔と比べると現在は個人ノルマを設定するショップはかなり少なくなっているようです。

個人ノルマが悪いわけではありませんが、売り上げ目標が店舗ノルマだけであれば、他人の売り上げを横取り……という争いは起きないかもしれませんね。

どんな業界でも、働くうえで大変なことはまだまだたくさんありそうです。あなたの職場はいかがですか?


編集:TRILLニュース編集部

提供:アパレル店員の経験がある元幼稚園教諭・30代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています

※画像はイメージです