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「え、ずっと間違えてた!」意外と知らない【年賀状のマナー】とは

  • 2023.12.27
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出典:PIXTA

年始に送られてくる、親しい人からの年賀状を心待ちにしている方は多いはず。近年はスマホの普及により、新年のあいさつをSNSやメールで簡単に済ませる人も増えてきましたが、手書きの年賀状が送られてくるとやはりうれしいものですよね。

そこで今回は年始に向けて「意外と知らない年賀状のマナー」をご紹介。もしかしたら「ずっと間違えてた!」と驚く方もいらっしゃるかも。受け取った相手が気持ちよく新年をスタートできるように、正しいマナーを身に付けておきましょう。

年賀状の基本

年賀状は縦書きで書くのが基本です。ただし、横書きタイプのハガキもあるため、用紙に合わせて書き方を変える必要があります。大切なのは、表裏の書き方を統一すること。表面を縦書きで書いたのなら、裏面も縦書きにして、揃えるようにしましょう。

また、年賀状には主に以下の内容を書きます。

  1. 賀詞(謹賀新年、迎春、あけましておめでとうございます、などのお祝いの言葉)
  2. 日頃のお付き合いのお礼や、無事新年を迎えられたことへの喜び
  3. 変わらない付き合いや、今後の指導を願う言葉
  4. 相手の健康や幸せを願う言葉
  5. 日付(令和◯年 元旦/元日と書くことが一般的)
  6. 添え書き(一言のメッセージ)

デザインが印字されている年賀状を使う場合、1〜5まではすでに印刷されていることがありますが、6「添え書き」は一人ひとりに宛てたメッセージを書くようにしましょう。

句読点は使ってもいい?

句読点は「止める」や「区切る」などの意味があり縁起がよくないと考えられているため、年賀状では使用しないのが一般的です。改行やスペースをうまく活用しながら、読みやすい文章を書くようにしましょう。

避けたほうがいい言葉はある?

年賀状は、新年を迎えた喜びを分かち合うもの。縁起のよくない言葉や表現は避けるように注意してください。「去る」という言葉が入っている「去年」わざわいを想起させる「コロナ禍」といった言葉は、ネガティブなイメージを与えてしまう可能性があるため、使用しないほうがベターです。

また、「新年あけまして」などの“重複言葉”にも気を付ける必要があります。「謹賀新年」や「賀正」といった賀詞と「あけましておめでとうございます」の文章は同じ意味になるため、あわせて使わないようにしてくださいね。

心を込めた丁寧な年賀状で新年を祝おう

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出典:PIXTA

年賀状を送り合う機会が少なくなりつつある今だからこそ、手書きの年賀状は、より相手に感謝の気持ちを伝えることができます。心を込めた年賀状を送り、気持ちよく新年を迎えましょう。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※記事内の画像はイメージです。
※シーンなどによってマナーが異なる場合があります。


監修:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram
新卒で入社した最大手保険会社で約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。