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大人が手こずる計算「1482×5」→何秒でできる?

  • 2024.3.31
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3桁や4桁のかけ算になると、暗算では難しくなりますよね。

しかし、インド式の計算法を使えば暗算でも簡単に計算ができます。

そのひとつが「×5」の計算です。

問題

次の計算をしなさい。
1482×5

筆算でもできますが、「×5」を別の方法で表すと簡単に計算できます。

解説

答えは「7410」です。

「×5」の計算が少し難しく感じる理由に、「繰り上がり」があります。

そこで、繰り上がりの計算をしなくていいように工夫をしてみましょう。

「×5」を「×10÷2」を書き換えてしまうのです。10÷2=5ですよね。

「×10÷2」の計算の順番を入れ替えて、「÷2×10」とするとさらに計算がしやすくなるはずです。

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わり算の方が難しいのでは?と思われるかもしれませんが、「÷2」の計算であれば、それほど難しくないはずです。

「÷2」ということは、「半分」にすれば良いのです。

そして「×10」は「ゼロをひとつ増やす」ということですね。

つまり「×5」の計算が出てきたら、「元の数を半分にしてゼロを増やす」ということをすれば良いのです。

これなら、カンタンに計算ができそうですね。

いくつか練習問題に取り組んでみましょう。

練習問題
(1)826×5
(2)1652×5
(3)965×5

計算の手順は「元の数を半分にしてゼロを増やす」です。

半分にする際、きれいな整数にならなくても考え方は同じ!

答えを確認してみましょう。

答え
(1)4130
(2)8260
(3)4825

うまくできたでしょうか!?

まとめ

「半分にする」という計算が入ってくるので、特に偶数は計算しやすいですね。

奇数を半分にすると小数が出てきますが、結局10倍をするので、答えは整数です。

「×5」の計算は、慣れるとこの方法がとても早く計算できるはず!?

これであなたも計算マスターに!


文・編集(監修):SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」