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おいしさに感動!ズボラで飽き性の私でもできた!こうじ調味料で時短調理【体験談】

  • 2023.9.21

私が住むエリアには、昔ながらの製法で手作りするこうじ店が数軒残っています。初めは珍しさからこうじ店を訪れたのですが、試しに塩こうじや醤油こうじを作ってみたところ、そのおいしさと簡単さに感動! ズボラで飽き性の私でも1年間、こうじ生活を続けられた秘訣を紹介します。

初めてのこうじ調味料づくりに挑戦

去年、移住してきた静岡の家の近くに、100年以上前から、昔ながらの製法で手作りを続けているこうじ屋さんがあると知りました。こうじで作られる代表格といえば甘酒。甘酒はあまり好きではない私でしたが、市販の塩こうじや醤油こうじなどの調味料は買ったことがありました。調べてみると、簡単に自分で作れるらしいと知り、たまたま用事があった際に、近くのこうじ店を訪れてみました。

お店では、ご近所のなじみのお客さんが、お味噌やこうじを買いに訪れていて、こうじを使った味噌作りや甘酒、こうじ調味料などを手作りする生活が根付いていることを感じました。

早速、生の米こうじを買って、家で塩こうじと醤油こうじを作ってみました。作るとは言っても、塩こうじは塩と水とこうじを合わせるだけ、醤油こうじはもっと簡単で、こうじに醤油を注ぐだけ。ただ、あっけなく仕込みは終わりますが、そこから発酵に数日かかります。

発酵もヨーグルトメーカーなどを使えば数時間で終わりますが、家にはなかったので、常温発酵をさせました。季節によって夏は5日程度、冬は2週間ほど置いておいて、1日1回混ぜるだけ。毎日混ぜていると、日に日にこうじがふっくらして、味もまろやかになっていく変化が感じられ、生き物を育てているような感覚で楽しい気分でした。

時短!万能!子どもの食いつきも違う

これまでつい加熱し過ぎて肉や魚が硬くなってしまったり、パサパサしたりして、子どもがなかなか食べてくれないことがありました。

ですが、肉や魚をこうじ調味料に漬けておくと、こうじの分解酵素によって柔らかく、しっとりするとこうじ店で教えてもらい試してみたところ、そのおいしさ、万能さに驚きました。「これうまい!」と子どもたちにも大好評! 炒め物なら入れるだけで味が決まりますし、野菜にマリネするだけでいいなど、料理の時短にもなるのでした。

塩こうじや醤油こうじ以外にも玉ねぎこうじ、しょうがや長ねぎを入れた中華こうじ、トマトこうじなど、和食はもちろん洋食・中華系など、味のバリエーションもたくさんあることを知り、次々にいろいろなこうじ調味料にチャレンジしてみました。

1年続いた秘訣は何より簡単さ!

どんな料理も簡単においしくでき、さらにネットで調べてみると、こうじに含まれる酵素の働きで腸内環境を整える効果もあるらしく、良いことずくめのようなので、あっという間にのめり込みました。

丁寧な生活に憧れるけれど、つい面倒くさかったり、飽きてしまったりして生活に定着しません。そんなズボラで飽き性の私ですが、こうじ調味料を作り続けて1年たちました。その秘訣は、やはり簡単さ。どんなにおいしくて体に良くても、面倒だったら続かないですが、塩こうじや醤油こうじは5分もあれば仕込みが終わります。

乾燥こうじはスーパーなどでも買えますが、生こうじが近所で買える貴重な環境を生かして、ストックが切れそうになると、せっせとこうじ店に足を運んでいます。味噌作りの相談や、新しく挑戦したこうじ調味料の種類などのお話をしたりできる、そんな会話も楽しみの一つになっています。

まとめ

近所にこうじ屋さんがあったことから、こうじ調味料を生活に取り入れるようになり、1年たちました。ハードルが高そうに感じるこうじ調味料作りですが、おこなってみると本当に簡単で、さらにおいしさにも感動しました。食材によって調味料のバリエーションも豊かなので、同じ味に偏ることもなく、ほぼ毎食、何かしらのこうじ調味料を使ったメニューを作っています。

これからもわが家の食卓を、おいしく、楽しく彩ってくれるアイテムとして、こうじのある生活を続けたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:onoma

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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