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骨を作る力が弱い!?閉経後にどんどん低下する骨密度を下げないための方法とは

  • 2023.9.21
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2012年に整形外科で骨密度測定を受けた際、骨粗しょう症と診断され治療を開始しました。しかし途中で治療をやめたため、骨密度に不安を抱えたまま約10年が経過。そして2023年5月、腰を痛めたことが原因で再度整形外科で骨密度測定と血液検査を受けました。その結果についてお話しします。

骨を作る細胞と破壊する細胞のどちらが多いのか

2023年5月に骨密度検査をした際、背骨の骨密度は問題なく、大腿骨の骨密度が同年代より低いとの結果でした。また、「通常の血液検査+骨」について調べる血液検査も受けていました。私は一度骨粗しょう症と診断を受けていてずっと骨密度に不安を持っており、今回腰痛が起きたのもそれが原因ではないかと疑っていたので、骨についてより詳しく調べるためです。検査を受けてから1カ月後、結果が出たので聞きに行きました。

血液検査の結果用紙には、通常の血液検査項目の他に、骨密度マーカーの検査項目、「total P1NP(骨芽)」と「TRACP-5b(破骨)」が追加されていました。その2つは骨を作る細胞が多いか、骨を壊す細胞が多いかを測る検査だということです。

また、「25OHVD/ECLIA」という検査項目も追加されていて、それは薬やサプリに影響されない体内のビタミンD量を見るものだということでした。

私の場合、骨を作る細胞はあまり多くないのに対し、骨を壊す細胞は悪くない数値とのことでした。要するに、骨を作り出す力は普通より低いけれど、骨が壊される度合いは普通程度といったところのようです。骨粗しょう症との診断は受けませんでした。悪い結果ではないようでしたが、骨を壊す細胞が少し多いのではないかと思い不安になりました。

また、閉経後はさらに骨を壊す細胞が多くなり、どんどん骨密度が低くなるということでウォーキングなどの運動をしましょうと指導を受けました。

以前栄養士学校で、骨に負荷をかけると骨密度が上がると習ったことがあります。ウォーキングで骨に衝撃を与えることで、骨を壊す細胞の活性が低下するようでした。

骨を作るときに必要なビタミンD量の結果

今回なぜビタミンD量を測ったかというと、ビタミンDは骨を作るときに欠かせない栄養素だからです。ビタミンDが少ないと骨を作る量も少なくなるのだそうです。私の場合ビタミンD量は14ng/mLでとても少ないようで、医師が言うには20は欲しいとのこと。欧米人はだいたい30くらいあるそうですが、日本人はそれに比べて低く、20くらいの人が多いのとのことでした。

最近ネットのニュースでも日本人はビタミンD量の低い人が多いと掲載されているのを見たのですが、私もその1人だったようです。ビタミンD量を上げるには、毎日少しでも日光を浴びたほうが良いとのことでした。また、医師は昔の日本人は魚をよく食べていたからビタミンDがとれていたけれど、最近は日本でも食の欧米化が進み魚を食べる人が減ったというのも、理由の一つにあるかもしれないと言っていました。

腰の痛みについて聞いたこと

今回は運動中に腰を痛めたため骨密度検査を受けたのですが、痛み始めた当初は腰の痛みに連動して舌がビリビリする感覚がありました。それについて前回受診したときに聞けなかったため、この症状は何だったのかを聞いてみました。

医師は首を傾げ、「腰が悪ければ神経は脚のほうにつながっているので、舌に来ることはないけれどなぁ。舌につながっている神経は脳から来ているんだよなぁ。X線には軟骨が写らないからわからないけれど、例えばヘルニアのように軟骨が飛び出していても腰から下に影響が出るため、腰の痛みから舌がビリビリする理由はわからないなぁ」とのことでした。

結局、今回は検査をしても腰の痛みと舌のしびれの原因だと思われるような異常は見つからなかったため、特に治療をせずに過ごし、舌のしびれは2週間、腰の痛みは2カ月ほどでほとんど良くなりました。ただ、朝起きたときだったり、重たい荷物を持ったりしたときにはまだ痛みが出ることがあります。でも、検査をしても原因がわからないのだから、年齢のせいもあるのかなと諦めつつあります。

まとめ

血液検査の結果から、骨を作る細胞と壊す細胞、ビタミンDの結果を総称すると、私は骨を作る力が弱いことがわかりました。改善方法として、運動をすること、食事はバランス良くとり、魚も意識して食べるように心がけたほうが良いこともわかり、今後の参考なったので、本当によかったと思っています。

また、大腿骨の骨密度が同年代より低いと判明したこともよかったです。そもそもは腰の痛みが原因で受けた検査だったのにその原因はわかりませんでしたが、私にできることは、これ以上骨密度を下げないよう努めることだと思いますし、閉経年齢も近づいてきたので骨密度をキープできるように、これからも気を配って年1回は骨密度検査を受けていきたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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著者:葉月

監修者:医師 中村 光伸先生

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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