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クリンスマン監督、9月の韓国滞在は「5日」で終了…2月の就任から合計日数「73日」で再び中断

  • 2023.9.21

サッカー韓国代表率いるユルゲン・クリンスマン監督の韓国滞在が早くも終了した。

9月20日、韓国サッカー協会(KFA)関係者によると、クリンスマン監督は前日の19日に仁川(インチョン)国際空港を通じて米ロサンゼルスに向かった。

9月の欧州遠征2連戦で韓国代表の指揮を執ったクリンスマン監督は、14日に韓国に帰国。それから5日後に再び自宅のあるアメリカへと向かうことになった。

クリンスマン監督は韓国滞在期間、チャ・ドゥリ・コーチとともにKリーグ1(1部)2試合のみ現地で視察していた。

KFA関係者は「クリンスマン監督はロサンゼルスで個人業務を行った後、10月の国際Aマッチを控えて9月末に入国する予定だ」と伝えた。

9月17日のFCソウル対光州FCを視察するクリンスマン監督(左)、チャ・ドゥリ・コーチ(右)

当初、クリンスマン監督は欧州で行われた国際親善試合2連戦を終えた後、韓国に帰らずドイツ・ミュンヘンに移動し、DFキム・ミンジェ(26)が所属するバイエルン・ミュンヘンの試合を視察する計画だった。

ただ、韓国に滞在せず個人日程を重視する“在宅勤務”議論が物議を醸し、韓国サッカーファンの間で批判が高まったことで、14日に急きょ韓国入りしていた。

帰国直後の取材対応で、クリンスマン監督は「多くの方が私を待っているという話を聞いた。ただ、今後も欧州を行き来する予定だ」と説明した経緯がある。

帰国直後の取材対応で笑顔を見せるクリンスマン監督

次回の来韓が9月末になるとみられるクリンスマン監督は、再び選手の視察のため、海外に移動する可能性が高い。

今年2月末に韓国代表の新指揮官に就任したクリンスマン監督は、就任前の期待ほどの成果を残せていない。就任後6試合の成績は1勝3分2敗だ。直近で最後に行われた13日のサウジアラビア戦で、辛うじて初勝利を収めることができた。

しかし、クリンスマン監督の“在宅勤務”議論は今後も続く見通しだ。指揮官が韓国国内に滞在した期間は、今回のアメリカ行きにより「73日」で再び中断されることになった。

なお、韓国代表は10月13日にソウルワールドカップ競技場でチュニジア代表、17日に水原(スウォン)ワールドカップ競技場でベトナム代表と対戦する予定だ。

(記事提供=OSEN)

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