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「2027年国際園芸博覧会」の公式アンバサダーに芦田愛菜さんが就任!

  • 2023.9.21
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2027年3月19日~9月26日に神奈川県横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会」の公式アンバサダーに俳優の芦田愛菜さんが就任しました。開催まで3年半となる2023年9月19日に東京都内で行われた就任記者会見で語られた芦田さんが博覧会でチャレンジしたいこととは。博覧会のテーマや開催地とともにご紹介します。

「2027年国際園芸博覧会 GREEN×EXPO2027」とは

芦田愛菜さん

アンバサダーに就任した芦田愛菜さんが、「今回開催される国際園芸博覧会は、どんな博覧会になるのか私もワクワクしています。アンバサダーとして皆さまと楽しみながら自然と共存して、そして、新しい可能性を創造していく素敵な未来を体験していけたらいいなと思っています」と話す2027年の万博とは、どんな国際イベントなのでしょうか。

2027年国際園芸博覧会 GREEN×EXPO2027
記者会見会場で映し出されたブランドムービー「GREEN×EXPO2027 公式PR動画」より。

「2027年国際園芸博覧会」は、2025年に開催を予定している「大阪・関西万博」に続いて国内では7回目の万博です。「園芸」という名がつく通り、園芸文化や花と緑のあふれる暮らし、緑豊かな未来作りなどをテーマにしており、日本では1990年「大阪花の万博」以来37年ぶりに開催されるAIPH(国際園芸家協会)承認最大規模(A1クラス)の国際園芸博覧会です。

日本経済団体連合会会長 十倉雅和さん
「会場では、圧倒的な花と緑の魅力的な空間を作り、みなさんをお迎えする」と挨拶する2027年国際園芸博覧会協会 会長である日本経済団体連合会会長、十倉雅和さん。*

2027年の開催年は、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標、SDGs達成年の3年前にあたることからも、植物の力を生かし、自然と人が調和した、持続可能な共生社会を追求します。

今年の過酷な夏を体験して、ますます重要視される地球環境の負荷を低減するため、植物の持つ多様性や可能性を探究し、新たな産業創出のために人間はいったい何ができるのかが重要なテーマの一つ。加えて日本の自然観や美意識を生かして地域・経済の創造や社会的な課題解決に貢献する国際的な博覧会として、「新しいグリーン万博」というスローガンが掲げられています。

横浜市長 山中竹春さん
「アンバサダーの芦田愛菜さんとともに、このGREEN×EXPO2027の理念を多くの人にお伝えし、幅広い世代に共感をしていただくことで横浜グリーン万博の開催に向けた気運を盛り上げていく」と挨拶する2027年国際園芸博覧会協会 副会長である横浜市長、山中竹春さん。*
2027年国際園芸博覧会 GREEN×EXPO2027

会場は、神奈川県横浜市の郊外部(旭区・瀬谷区)に位置する旧瀬谷通信施設。2015年に米軍から返還された約242haの広大な土地で、そのうち約100haが博覧会区域となります。この地域は、これまで土地利用が制限されていたことから、農地や緩やかな起伏の草地などの自然環境が広がり、南北に流れる相沢川、和泉川の源流部、谷戸地形などの貴重な自然が残っている場所です。

芦田愛菜さんが話す博覧会への期待

芦田愛菜さんと十倉会長
任命書を贈呈された俳優、芦田愛菜さんと十倉会長。*

未来を生きる若者の代表として、幅広い世代から支持される俳優の芦田愛菜さんが、この度「2027年国際園芸博覧会」の公式アンバサダーに就任しました。

涌井史郎さんと芦田愛菜さん
「花咲くカード」を贈呈するGREEN×EXPOラボ チェアパーソンである造園家、涌井史郎さんと芦田愛菜さん。*
花咲くカード
実際の「花咲くカード」は名刺サイズ。*

公式アンバサダーの就任記念として制作された「花咲くカード」は、古紙100%を原料に、伝統和紙の手漉き技術でジャーマンカモミールの種を漉き込んで作られました。カードを一晩水につけてから土に埋めると5〜10日で発芽し、名刺は徐々に分解されて数カ月で土に還ります。

2027年国際園芸博覧会 GREEN×EXPO2027

「花咲くカード」の贈呈時、涌井さんから芦田さんへ「地球の明日の未来の風景が幸せになるように、芦田さんに種を播いていただきたい」と願いが伝えられました。芦田さんは「この種がどれほど大切なものなのか、お聞きしましたし、私もこれでお花を育てて、もっとアンバサダーとして地球のことや花や緑や自然のことについて、ますますもっと学んでいければと思います」とコメント。

芦田愛菜さん

アンバサダーとしてチャレンジしてみたいこととは、という問いには「世界中の食体験を楽しむことができる“Farm to Table STREET”では、世界を感じながら、海外旅行気分を味わいながら食べ歩きをしたり、“Village”では、いろいろな経験を通して新しい技術やライフスタイルを考えていったり、季節ごとに変わるガーデンでは素敵なお花がきっと見られると思うので、写真を撮ったりだとか、本当にやりたいことがたくさんありすぎて……ここでは言い切れないので徐々にお伝えしていければいいなと思っております」。

2027年国際園芸博覧会 GREEN×EXPO2027
各エリアの出展イメージ。左上から時計回りに/ファームトゥテーブル/Village/パークパビリオン/テーマ館協賛
芦田愛菜さん

アンバサダーを務める芦田さんは、メインテーマについて「国や業種、世代を超えた方々が一丸となって地球の未来のために植物や自然の力を最大限に考え、その魅力や技術、美を世界に発信していきます。
この博覧会を通して、全ての生命は植物を中心につながっていること、そしてその植物の計り知れない能力と生命力を私たちが理解していくことが、メインテーマである『幸せを創る明日の風景』になるのだと私も感じています。

私も皆さんと一緒に楽しみながら学び、一人でも多くの人の心に希望ある未来が描けるよう、アンバサダーとしてGREEN EXPO の魅力を発信していきたいと思っています」と意気込みを語りました。

2027年国際園芸博覧会 GREEN×EXPO2027
Information

名称:2027年国際園芸博覧会
正式略称:GREEN×EXPO 2027
開催者:公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会
公式サイト:https://expo2027yokohama.or.jp
参加者数:1,500万人
開催地:神奈川県横浜市
開催期間:2027年3月19日(金)〜2027年9月26日(日)

素材提供:2027年国際園芸博覧会

Credit
文&写真(*) / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

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