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”買い物難民”を支援!福岡市とUber Eatsが連携

  • 2023.9.21

過疎化や高齢化などの影響で、 食料品の購入や飲食に不便や苦労を感じている人(いわゆる「買い物難民」「買い物弱者」)が増えています。地域の商店街や公共交通機関がなくなってしまったり、体が不自由で外出が難しくなったりと、地方だけでなく、都市部においても社会的な課題になっています。

そこで福岡市では、人生100年時代の持続可能な社会をつくるプロジェクト『福岡100』の一環として、Uber Eats Japan(ウーバーイーツ ジャパン)との共同事業に取り組んでいます。Uber Eats は飲食店だけでなく、生鮮食料品・日用品のオンラインデリバリーサービスも実施しているので、そのサービスを買い物が困難な人たちに活用してもらうことで、この課題をしていこうという取り組みです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

Uber Eatsでは食品や日用品も注文できるんです(イメージ)

使い方を教えてもらえる教室を福岡市内各地で開催中

現在、Uber Eatsアプリの使い方を体験しながら学ぶ講座やアプリ登録会が、福岡市内各地のコミュニティ施設やイオンで開催されています。9月13日に開催された「買い物難民支援 スマホ教室&Uber Eats 配達デモイベント」には9人が参加しました。

Uber Eatsは、アプリやホームページ上で、提携しているスーパーやドラッグストアなどの商品を注文すると、配達員が指定した場所に届けてくれる宅配サービスです。9月13日に福岡市天神で開かれたイベントは高齢化により、都市部でも生活必需品の購入に苦労する「買い物弱者」が増えていることから、福岡市とUber Eats Japanが共同で開いたものです。

参加者は講座の中でスマートフォンアプリのインストールして開き、登録する作業を行い、商品を検索したり注文したりする方法を学びました。最後に、事前にUber Eatsで注文された実際の商品を携えた配達員から商品を受け取る配達の実演が行われました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

しくみや提携店などの説明を聞いて…

出典:リビングふくおか・北九州Web

実際にスマホを操作してみます

出典:リビングふくおか・北九州Web

実際の商品による配達の実演が行われました!

提携先店舗には、ローソンなど全国チェーンのお店と共に、にしてつストア、大賀薬局など地元のなじみのお店の名前も。「福岡は新しいことにトライアルする方が多い土地柄と思っています。利用する方も増えていますし、提携店もお花屋さん、化粧品店など、かなり浸透してきています。配達員さんも多く活躍している地域です」とUber Japan株式会社コミュニケーション部マネージャーの西嶋傑さん。「ご自分で欲しいものを頼むのはもちろんですが、お友達に送ったりもできるんですよ。お子さんが親御さんに使い方を教えてあげたりして、家族の会話も生まれるのではないでしょうか」と同社コミュニケーション部ディレクターの今井久美子さん。

参加者の1人、山中一男さん(香住ケ丘校区自治協議会会長)は、「Uber Eatsのしくみがよくわかりました。自分自身はまだ困っていないけど、いずれ免許返納が考えられるので、その際のひとつの選択肢になる。私たちの校区でも買い物に困っている方がたくさんおられます。スマホを持っていれば簡単にできるので、校区でもやってみたいなと思います」と話していました。

この事業の問い合わせ 0120-385-039(プロジェクト事務局)

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