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浦和レッズと同組の浦項、敵地ベトナムでACL初戦。「勝つという気持ちだけで準備した」と監督【一問一答】

  • 2023.9.20

浦和レッズとACL同組の浦項(ポハン)スティーラーズが、アウェイで迎える初戦での勝利を誓った。

9月20日、ベトナムのミーディン国立競技場ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループJ第1節のハノイFC対浦項(ポハン)スティーラーズが行われる。

試合に先立ち、19日に前日記者会見が行われ、浦項からはキム・ギドン監督とキャプテンのMFキム・スンデ(32)が出席した。

昨季Kリーグ1を3位でフィニッシュし、準優勝した2021年大会以来2年ぶりのACL出場権を獲得した浦項。グループJではハノイFCのほか、武漢三鎮(中国)、浦和レッズ(日本)と対戦する予定だ。

(写真提供=浦項スティーラーズ)左からキム・スンデ、キム・ギドン監督、ハノイFCのバンドヴィッチ監督、バン・クエット

浦項の会見の一問一答は以下の通り。

―ACL出場の感想は。

キム・ギドン監督「ACLはすべてのチームが参加したい大会だ。今回、浦項は韓国代表として参加することになった。選手として、監督としてACLに参加した記憶と良い結果を出した記憶がある。今年も上手くできるようしっかり準備したい」

キム・スンデ「(キム・ギドン)監督とは初めて臨むことになるACLだ。最初の試合はホームであることを望んでいたが、アウェイゲームなので多少大変だと予想している。それだけ、アウェイでの初勝利が貴重だと思っている。勝利とともに帰れるように準備する」

―アウェイゲームではあるが、冬季にキャンプを実施するなど、ハノイは慣れた場所だと聞いている。今回の試合に向けてはどのように準備しているのか。

キム・ギドン監督「ハノイで韓国のプロチームがキャンプを行ったのは浦項が初めてだと聞いている。昨日もホテルに向かう途中、見慣れた道が見えた。アウェイに行ったが、ホームに戻った気分だ。先見の明があったのではないかと思う。新しい場所に来て試合をするよりは、慣れた場所で試合をした方が選手たちもやはり楽だと思う」

(写真提供=浦項スティーラーズ)

―ハノイFCは韓国であまり知られたチームではない。どの程度分析しており、どんなチームだと思うか。

キム・ギドン監督「2016年ACLのプレーオフで浦項が対戦したことがあるチームだと聞いている。当時はチーム名が違っていたと思う(ハノイT&T)。ベトナムリーグ最多優勝チームだと聞いている。映像でチェックをしたが、速い選手がかなり多い。その部分について気をつけながら準備をしている」

―コ・ヨンジュンが杭州アジア大会出場のため今回の試合に出場できない。この部分が試合にどのような影響を及ぼすだろうか。

キム・ギドン監督「コ・ヨンジュンは優れた選手であり、チームの大きな支えとなっている。ただ、浦項はコ・ヨンジュンが抜けたからと言って揺らぐようなチームではない。これまでもコ・ヨンジュン抜きで戦った試合は多かった。別の選手がその場を上手く埋めてくれて、現在の位置まで来た。残念な気持ちはあるが、ほかの選手がその場で活躍してほしいという期待がある」

(写真提供=浦項スティーラーズ)

―ACLでKリーグのチームがベトナムのチームに負けた記録はない。このような記録による圧迫感はないのか。

キム・ギドン監督「そのような部分についてはまったく考えてもみなかった。試合に勝つという気持ちだけで準備した。アウェイなので大変な試合になると思うが、我々が準備さえ上手くいけば、良い結果をもたらすことができると思う」

(文=ピッチコミュニケーションズ)

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