中川船番所資料館へ
こんにちは!元ラジオリポーターのしまんだです。東京都江東区大島にある中川船番所資料館に行ってきました。
都営地下鉄新宿線の東大島駅の大島口から、歩いて5分くらいの場所にあります。
こちらの資料館の南の、旧中川と小名木川の合流点にあったのが中川船番所ということで、館内では船番所が再現されており、今までよく知らなかった舟運の歴史を楽しく学ぶことができましたよ。資料館のキャラクターは、はぜちんといい、博士のようなはぜでした。目がくりくりしており、可愛らしいかったです。
本格的なジオラマが楽しい!
主な展示は2階と3階にあります。3階の展示室に入るとすぐ、大きな中川番所の再現ジオラマがあります。
こちらは実際の大きさだそうです。周りの景色が川に囲まれていて、本格的で迫力があります。
ジオラマだけでなく、音響や照明などもこだわっており、見ていて面白かったですよ。
耳を澄ませると、水音や鳥の鳴き声も聞こえてきます。お役人の声も聞こえてきて、まるでタイムスリップしたような雰囲気です。船には荷物も積まれており、子ども達は興味津々でした。
ちょうど江戸時代に、この資料館の南側の地が中川番所で、小名木川を通る船の取り締まりを行っていたということで、なんだか歴史を感じます。
それ以外にも、出土品や解説パネルなどが展示されており、勉強になります。江戸和竿と釣り文化の展示もありましたよ。色々な和竿や釣り道具などがあり、とても美しかったです。
また3階には展望室もありました。
見晴らしがとてもよく、気持ちが良かったですよ。
ここからは、ちょうど旧中川・小名木川を見ることができます。
江戸時代の想像眺望図もあり、今と昔の景色を比べてみるのも楽しいです。座る場所もあり、休憩することもできますよ。
昔の暮らしを体感!
また2階は「郷土の歴史・昭和の暮らし紹介展示室」となっています。こちらには、昭和の暮らしが紹介されており、昔の暮らしを知ることができます。
昭和30年頃の一般家庭の部屋が再現されたスペースがあり、子ども達が見入っていました。
懐かしい黒電話やちゃぶ台などもありました。テレビも昔っぽいですね!
昔の暮らしを知ることができて、楽しかったです。氷を冷やす冷蔵庫があったり、野菜の展示があったり、昔の様子を感じられました。色々な資料もあり、時代の変化が分かりやすく、勉強になりました。
博物館を楽しんだ後は、川沿いを歩いて、気持ちの良いお散歩ができました。近くには、おしゃれなカフェなどもありましたよ。皆さんもお近くに来た際は足を運んでみてくださいね。
中川船番所資料館 開館時間:午前9時30分から午後5時まで (入館は午後4時30分まで) 休館日:毎週月曜日(ただし祝日の場合は翌日休館) 年末年始(12/29~1/3)※ほか臨時休館あり(設備点検・展示替え等) 観覧料:一般・高校生以上 200円 小・中学生 50円 住所:東京都江東区大島9-1-15 電話:03-3636-9091 https://www.kcf.or.jp/nakagawa/