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メシカ、ラペ通りの新ジュエリーブティックと新作そしてカフェ。

  • 2023.9.19
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ダイヤモンド商の家に生まれたヴァレリー・メシカ。父同様ダイヤモンドに情熱を傾ける彼女は、2005年にジュエリーメゾン「Messika」を設立した。以来、女性が女性のためにプロデュースするジュエラーとして着々と成長を続け、この夏、パリのジュエラー通りとして名高いラペ通りでカルティエとモーブッサンの間にブティックをオープン。この成功へとメシカを導いたのは、無名のパリジェンヌから世界のセレブリティまで大勢の女性の心を惹きつけてやまないヴァレリー・メシカによるモダンなダイヤモンドジュエリーのクリエイションだ。

ヴァレリー・メシカ。© Nicolas Gerardin

ラペ通り13番地にオープンしたメシカのブティック。ホテル ウェストミンスターを挟んで老舗のカルティエのお隣だ。photo:Mariko Omura

7月のパリのクチュールウィークに新しいハイジュエリーコレクション「Midnight Sun」がメシカから発表された。これまでコレクションの中心に君臨していた白いダイヤモンドに代わり、今回はイエローダイヤモンドが主役。黄色く神秘的に煌めくコレクションを身につけて新作のモデルを務めるのは歌手でモデルのカーラ・ブルーニだ。70年代のエネルギーあふれるクレイジーなナイトシーンがコレクションのインスピレーション源となっている。この時代の大胆で革新的なスピリットを蘇らせる女性として、ヴァレリー・メシカが選んだのがカーラである。「Fiery」「Glitter Fever」「Joy Coeur」「Messika Dancing Moon」「Ultimate Party」の5つのテーマで、当時のナイトシーンの興奮をハイジュエリーで再現している。

新作「Midnight Sun」から「Glitter Fever」のセットをつけたカーラ・ブルーニ。photo:Pierre-Ange Carlotti

左: 「Fiery」のテーマからイヤーカフ。右: 「Dancing Moon」からトワ・エ・モワ・ネックレス。

左: 「Ultimate Party」からチョーカーネックレス。右: 「Joy Coeur」からトワ・エ・モワ・リング。

さてメシカにはもうひとつ話題がある。それはプランタンデパートの8階のテラスに5月に開いた期間限定の「Le Café Messika」だ。カフェの料理メニューを担当したのはヴァレリーが親しくしているコロンビア出身で人気の料理テレビ番組Top Chefにも出演したフアン・アルべラエーズ。ブーローニュに自身のレストラン「Plantxa」を開き、またメディアでの活動も活発に行うなど料理界のスターである。リュクスでグルメなカフェへは、デパートが本格的にヴィンテージを扱うということで話題を呼んでいる売場「7em Ciel(セッティエム・シエル)」を通り抜けて!営業は10月末まで。

プランタンデパート8階のル・カフェ・メシカからはパリ・オペラ座、エッフェル塔といった名所の素晴らしい眺めが。ゆったりとしたソファ席も用意されている。バーガーやカクテルなどお腹の空き具合に合わせて活用を。photo:Romain Ricard

左: テラスの奥には鏡が設置され、セルフィーポイントとなっている。右: ヴァレリー・メシカとシェフのフアン・アルベラエーズ。photos:(左)Mariko Omura、(右)© Nicolas Gerardin

Messika Paris13, rue de la Paix75002 Paris営)11:00〜19:00休)日www.messika.com@messika●問い合わせ先:メシカジャパンtel: 03-5946-8299

 

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