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グルマン温故知新:田町〈咖哩アンダーソン〉日本人による日本人のための東京だしカレー

  • 2023.9.19
グルマン温故知新:田町〈咖哩アンダーソン〉「アンダーソンチキンカレー」

田町(咖哩アンダーソン)

日本人による日本人のための東京だしカレー

代官山と六本木で間借りカレーを営業していたオーナーシェフの下村祐太さん。実店舗出店のため大阪、京都、名古屋で200軒以上のカレーを食べ歩いた熱量の持ち主で、好きなスパイスカレーを和風だしでアレンジした東京だしカレーが評判だ。

グルマン温故知新:田町〈咖哩アンダーソン〉「アンダーソンチキンカレー」
「アンダーソンチキンカレー」カツオ節、煮干し、昆布のだしと、鶏ガラや野菜、果物を3時間煮込んだチキンブイヨンを使用。新潟・魚沼の醤油麹でマリネした鶏肉は軟らか。付け合わせは左から、タマネギのアチャール、レンコンのピクルス、プチトマトの和風だしピクルス、ニンジンのスパイスラペ、芝漬けのポテトサラダ。1,100円。
グルマン温故知新:田町〈咖哩アンダーソン〉「二種あいがけカレー」
「二種あいがけカレー」3種類ある中から2種類を選ぶ。この日は「人気パスタのオマージュ」という和風明太クリームキーマと、好評につきたびたびオンメニューされるシラスとあおさ海苔と実山椒のカレー。キーマカレーは月替わり。1,300円。
グルマン温故知新:田町〈咖哩アンダーソン〉「トッピング」
「トッピング」通常はカレー皿に盛り付けて提供する。左上から時計回りに、カボチャ、ナス、ズッキーニ、オクラ等の季節の揚げ野菜300円、納豆を使った魚沼の郷土料理のきりざい150円、かしわ天300円、スパイス半熟卵150円。

ベースになるのは、カレーごとに使い分けるカツオ節、昆布、煮干し、シイタケ等のだし。さらに八丁味噌をプラスすることで日本人好みの味わいに。店名を冠したチキンカレーはとりわけこだわりが強く、和風だしとチキンブイヨンのダブルスープ仕立てに。

ご飯は「水っけのある料理に合う」と新潟産こしいぶきを使用し、ムギ、アワ、キビ等の雑穀をブレンドして噛み心地のいい食感をプラスする。独特の旨味とバランスの良いスパイス使いでインパクトは絶大。

「スパイスカレーに馴染みがない人でも和風だしがいい繋ぎ役になる。これからは豚骨や中華だしでもっと崩しながら、新しい味にも挑戦したいですね」

グルマン温故知新:田町〈咖哩アンダーソン〉オーナーシェフの下村祐太さん
ここに至るまでケータリング経験もあるオーナーシェフの下村祐太さん。
グルマン温故知新:田町〈咖哩アンダーソン〉店内
ガラス張りの店内はカウンター席のシンプルな造り。

Information

咖哩アンダーソン

〈カリーアンダーソン〉
住所:東京都港区三田3-14-1 三田314 1F
TEL:03-6665-8855
営:11時30分〜14時30分LO、17時30分〜20時30分LO
休:日曜

2023年4月22日オープン。メニューは常時3種類で月替わりや半月替わりで定番や季節のカレーを提案。それぞれに合うおすすめトッピング等、Instagram(@curry_underson)で確認を。

ご飯は大盛り300gがプラス100円。テイクアウトは1組4食まで。10食以上の場合は2日前までに要予約。ビール600円〜、ハイボール500円、レモングラスのジントニ700円。二種あいがけカレー1,300円、三種あいがけカレー1,550円。カウンター7席。

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