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「2人目なんだ…」不妊治療中、産院で妊婦さんを見て抱いた思いとは?<PCOSの妊活記録>

  • 2024.5.13
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Instagramやブログで過去の実体験や育児の様子を漫画に描いているおきこさん。1年経っても子どもを授かれず、婦人科を受診すると『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』と診断されてしまいました。排卵誘発剤を服用しながらタイミング法を2回ほど試みたのですが、なかなか妊娠できなくて……。

※おきこさんからのお願い※
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。

あの人、2人目なんだ…

排卵誘発剤を服用して排卵日を確定させた上で、夫に協力してもらいながらタイミング法に2回ほど挑戦したおきこさん。しかし、残念ながらいずれも妊娠検査結果は陰性。おきこさんは「これをあと何回繰り返さなきゃいけないんだろう」と落ち込んでしまって……。

排卵誘発剤の量を増やしても排卵日にきちんとタイミングをとっても思うように結果が出ず、妊活に対する不安や焦燥感がどんどん大きくなっていくおきこさん。それでもなんとか希望を抱きながら、3回目のタイミング法に向けて通院を続けます。

そんなある日。子どもを連れた妊婦さんを見たおきこさんは、「あの人2人目なんだ……どうやって妊娠したんだろ。妊娠ってそんなに簡単なものなのかな」と、暗い感情が芽生えてしまったそうです。

「私の通っていた産院には妊婦さんも多く通っていたので、毎回の通院がつらかったのを覚えています」と語るおきこさん。他人は他人・自分は自分と割り切れたらいいのですが、妊娠したくてもできない状況で、自分が心の底から待ち望んでいる「理想の家族」を目にしたら、「いいなぁ」と思ってしまうのも仕方がないように思えます。

おきこさんはここまで会社を早退してまで通院を続け、しっかりと医師の指示に従ってタイミング法に取り組み、最大限の努力をして妊活に励んでいます。そろそろ結果が出てほしい……と願わずにはいられません。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/助産師 松田玲子


おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

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著者:マンガ家・イラストレーター おきこ

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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