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「キャットミント」名前にミントと入っているけれどハーブとしては用いられない!?ラベンダーとの違いは?

  • 2023.9.18

「ラベンダー」とよく似た植物「キャットミント」。 ただ、日本で「キャットミント」と呼ばれている植物は本来そう呼ばれていた植物とはまた別物なのだとか。

今回はそんな「キャットミント」について解説します。 ここでは「キャットミント」がどのような植物なのかはもちろん名前の成り立ちや「ラベンダー」との違いも説明します。

「キャットミント」とは

まずは「キャットミント」がどのようなものか見てみましょう。

「キャットミント」はこんな植物

「キャットミント」はシソ科に分類される多年草です。

これはたくさんの種類が存在する宿根草の1つとなります。 そのため、世界中に「キャットミント」の仲間がいます。

ただし、世界で言われている「キャットミント」と日本で言われている「キャットミント」は別物なので注意しましょう。

「キャットミント」の原生地

「キャットミント」はヨーロッパに生息するとされています。 もしくは西アジアなどにも分布しているそうです。

このように西洋から東洋まで幅広く自生しているのが「キャットミント」と言えるでしょう。

「キャットミント」の長い開花期間

「キャットミント」は毎年4月~10月に開花時期を迎えます。

他の植物と比べて開花時期がとても長いのが特徴です。 実際に春から秋にかけてが開花時期なのでとても長いです。 1年の約半分が開花時期と考えるとかなり長いと言えるでしょう。

耐寒性・耐暑性にも優れており、半常緑性も併せ持ちます。 そのため、丈夫な植物と言えるのではないでしょうか。

ちなみに花色は青紫や桃、白など多種多様な色合いがあります。

「キャットミント」の名前の由来

ここからは「キャットミント」がどのような経緯で名付けられたのかについて見てみましょう。

「キャットミント」は本来違う植物の名前だった!?

「キャットミント」は「キャットニップ」の英名なのですが、日本では別種の「ネペタ・ファーセニー」が「キャットミント」として普及しています。

「キャットニップ」や「ネペタ・ファーセニー」他のネペタ属の植物も「キャットミント」と呼ばれることもあり、ややこしい状況となっています。

「キャットミント」は猫が好む?

「キャットミント」はその名の通り、猫が好みます。

特に乾燥させた葉を「サシェ」などにくるんだものが猫のおもちゃとして利用されるとか。

「サシェ」とはフランス語で香り袋のことを意味する言葉です。 その香り袋に「キャットミント」を入れたものに猫は興奮するとされています。

実際に「キュットミント」は猫が好むハーブと呼ばれます。 中でもネペタラクトンと呼ばれる物質に反応するそうで。 「キャットミント」という名前もそうした猫の特性から来ています。

他にもネペタ系の植物には「キャット」の名を冠する名称が多数存在するなど猫に関係する植物と言えるでしょう。

姿の似ている「ラベンダー」との違い

最後に「キャットミント」と姿の似ている「ラベンダー」との違いについても見てみましょう。

「ラベンダー」とは

「ラベンダー」はシソ科に分類される常緑低木です。 別名で「ハーブの女王」と呼ばれるほど香りが強いのが特徴となっています。

その独特かつフローラルな匂いが様々な場面で重宝されます。 また、見た目が「キャットミント」に似ていることでも知られています。

実際に両者は同じシソ科に分類される植物です。 その一方でより細かな分類では別物とされるので注意しましょう。

「ラベンダー」は高温多湿な日本の気候と相性が悪い?!

「ラベンダー」は日本の高温多湿な気候と相性が悪いとされています。

ただし、品種によっては日本でも育てやすいものがあります。 特に地域によっては「ラベンダー」の一大産地とされているところもあるのです。

例えば、北海道の富良野にある「ラベンダー」畑は世界的にも知られています。

このように、日本であっても条件が整えばしっかりと育つ品種もあると覚えておきたいです。

まとめ

「キャットミント」は猫が興奮するハーブとされます。 ただし、海外で言われる「キャットミント」と日本で言われる「キャットミント」は別物なので注意が必要です。

また、姿のよく似た「ラベンダー」も別物なので注意しましょう。

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