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「泣いていいんだよ」家族から引き離されて疎開した子どもの思い<親に捨てられたおばあちゃん>

  • 2023.9.18

2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。戦争で都会から集団疎開した子どもたちに、村の婦人会がお昼ごはんを振る舞いました。キヨさんはそこで子どもたちの頭にシラミがついていることに気が付きました。食事会が終わると……。

疎開の子どもたちは、シラミの被害に悩まされていました。さらに、食事もまともにとれていなかった子どもたち。村の婦人会はそんな子どもたちに、お昼ごはんを振る舞いました。食事後、子どもたちがお礼に肩たたきすることに。

「母さん お肩をたたきましょう……」と歌いながらたたいていると……。

肩をたたいていたら母を思い出し…

こんにちはゆっぺです。

疎開した子の1人は「肩たたき」の歌を歌いながら、お礼の肩たたきをしていました。

すると、その子の目に涙が。

会えない母のことが思い出されたのでしょう。

それに気付いた女性が、「いいこ、いいこ」と言いながらそっと頭をなでると、大声で泣きだした子ども。

女性は「我慢しないで泣いていいんだよ」と言いながら、子どもを抱き締めました。

寂しさや不安、どうしようもない空腹にひたすら耐える日々。

子どもたちにとって、疎開生活もまた戦場でした。

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子どもを抱き締めた女性のように、疎開者にやさしい人もいたでしょうが、「よそ者」としていじめられたという話もよく聞きます。疎開生活は体だけでなく、精神的にも厳しいものだったでしょう。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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