【ハンドケア＆ネイルケア6選】女性誌エディターの愛用品をチェック

アルコール消毒や手洗いの回数が数年前に比べて格段に増えた今、女性誌のエディターたちも手指の乾燥やささくれに日々、悩まされています。パソコンやスマホを操作するとき、ふとガサガサの甲や荒れた爪が目に入ってショック…！ なんて経験ありますよね。そんな“残念な手”から脱却するべく、エディターが愛用しているハンドケア＆ネイルケアアイテムをご紹介。手軽に続けられるオイルやバーム、クリームでたっぷり潤してください。

"ハイポニキウム"を育てて、長くすらっとした指先に

突然ですが、「ハイポニキウム」ってご存じですか？ 私も最近知ったのですが、ハイポニキウムとは爪の裏にある、爪と指の間をくっつけている部分のこと。ここが伸びると爪のピンクの部分が長くなる！ということで、すらっと長い指先を目指して、寝る前の爪の先の保湿に力を入れるように。いろいろ試すなかで、『ネイルズインク』の「スーパーフードブースター ネイルオイル」が個人的ヒットだったので紹介させてください！

使ってみて感動したのは、そのなじみの速さ。すぐにスマホを触っても跡がつかず、快適です。こまめなネイルケアを続けるコツは、使い心地のよいアイテム選びが9割だと思っているので、これはかなり重要なポイント。使いはじめてはや2週間、ハイポニキウムが伸びてきたほか、ささくれとも二枚爪とも無縁で、爪全体が大きく、丈夫になってきた気が。ほんのり香るスイートアーモンドオイルの香りも、安眠の邪魔にならずお気に入りです。文・写真／青栁里奈（Seventeen） 製品写真／佐藤健太

ジェルネイルをやめた私の地爪の救世主。『マルティナ』のネイルバルサム

数年間続けていたジェルネイルを、最近やめました。久しぶりに素爪に戻った感想は「自分の爪、こんなにペラペラだったっけ…？」。こんな爪のままでは不安！ そんなときに発見したのが、『マルティナ』のネイルバーム「ネイルバルサム」です。 好きなポイントは、塗ってすぐ成分が浸透していく感じがする“なじみの早さ”。バームと聞くと、こってりとしたテクスチャーのイメージですが、個人的には今まで使ってきたどのネイルオイルよりも早くなじむ気がします。

主な成分は、古くから人々の皮膚トラブルを解決してきたといわれるニームの抽出エキスや、オリーブ果実油、アーモンド油、シアバター、ミツロウなど。ペラッペラでカサカサ、今にも割れそうだった地爪が、割れないどころか、少しずつ元の強さを取り戻してきました。そういえば、塗りはじめてから一度もささくれができていないのも、このバームのおかげかも。写真・文／青栁里奈（Seventeen） 製品写真／佐藤健太

つけてすぐスマホが触れる！『BELLE MAIN』の軽やかなハンドローション

ハンドクリームなど、手もとのケアアイテムを選ぶ条件に、「べたつかない」を挙げる方は多いかと思います。私も、ハンドケアは断然さらっと派。いろいろ試してきたなかで、ダントツのさらっと感（でもしっかりうるおう）を誇るのがこちら！『BELLE MAIN（ベリュマン）』のハンドローションです。乾燥した手もとには、油分だけでなく水分も同時にバランスよく与えることが大事、という考えのもと、水分と油分の二層式に。使う前に数回シェイクして、手の甲にシュシュッ。乳化されて、肌当たりまろやかなテクスチャーがふわっと手の甲に広がります。

ローションなのでスピーディかつ全体に均一に伸び広がり、なじませるのが本当にラク！ 実は最初、「ローションだとクリームほどの保湿力は期待できないのかな」と思ったのですが、完全なる杞憂でした。かさついた肌がうるおいでふわんと柔らかくなるような感覚で、指先までしっとり。そしていちばん驚いたのは、まったくべたつきがないこと！！！ つけてすぐにスマホ触れます。PCのキーボード打てます！ うるおうのにべたつかないとはこのことか、と感動しきりでした。写真・文／西脇温（eclat） 製品撮影／佐藤健太

夜塗るハンドクリーム「アトリックス ビューティーチャージ ナイトスペリア 」

昨冬出合った、この“夜塗って寝る”タイプのハンドクリームで、ようやく手荒れ問題に終止符が打てそうです。SNSなどで好評を耳にして、これは！ と試したこちらのハンドクリームは、夜寝る前に手肌に塗りこむと、睡眠中に浸透して翌朝しっとりという新タイプ。下の写真を見てもわかるように、クリームの中に、保湿成分であるローヤルゼリーエキスとパンテノールが詰まった粒状のカプセルが入っていて、塗りこむときにこれが崩れて肌に広がります。

夜塗って寝た翌朝は、７時間以上たっていても明らかに肌のキメが整って、ふっくら角質層の深くまでうるおっている感じ。従来のハンドクリームでは、塗った直後のしっとり感はちょうどよくても、１時間もたつとまた乾燥してる？ と感じて、ガッカリするものも。でも、こちらの ビューティーチャージ ナイトスペリアは、初めて本当にうるおいが続いてる！ と実感できて感動しました。写真・文／マロミ（LEE）

『BULLPEN』の「PALOS」で手を洗いながらうるおいチャージ

手洗いとアルコール消毒による手指の乾燥が気になっている方に朗報です。ハンドウォッシュと保湿が一緒にできるアイテムに出合いました！ それは、『BULLPEN』の「PALOS」。純植物性原料（ヤシ油）をベースにしたリキッドソープで、かさつかずしっとり洗い上がります。

オイルインと聞くと、こっくりしたテクスチャーを想像する方も多そうですが、こちらの商品はまったく重くありません。するするのびてしっかり泡立つ優れものです。また、香りのもちがよいので、就寝前に使用するのもおすすめ。天然由来の自然な香りに包まれ、リラックスした時間を過ごせますよ。今回ご紹介したのは定番のウッディな香りですが、季節ごとに限定の香りも販売されているそうです。四季を感じながら眠りにつくのも素敵かもしれませんね！写真・文／山本理恵（non-no） 製品画像／佐藤健太

血行とターンオーバーに着目した『OSAJI』のハンドケア

最近出合ったのが、『OSAJI』のリトリート ハンド マッサージ セラムとリトリート ハンド モイストクリーム。こちらは、スキンケアで化粧水→乳液、とステップを踏むように、ハンドケアでもセラム→クリームと二段階でケアすることをおすすめしているユニークなアイテム。使い方としては…

まずはセラムで指先までマッサージ。大人の手肌をしっかりと整えるには、血流を指先まで巡らせることが必要なんだそう。そうすることで、手肌の修復に必要な酸素・栄養分が行きわたり、余分な老廃物を排出、ターンオーバーを促す効果が期待できるとのこと。これまで、とにかく手の甲にクリームをごしごし擦り付けて終わりだったことを反省しました。

クリームでうるおいの膜をキープ。セラムがしっかりと肌になじんだら、クリームで蓋を。クリームなのにジェルみたいな質感でなじみがよく、塗ったそばからすぐに次の作業に取りかかれるのも、ストレスフリーに使えるポイントです。特に夜寝る前に使用するのがおすすめ。スキンケア、ボディケアの流れで、1日の疲れをリセットするように手指をマッサージしてみてください。私は、翌朝明らかにいつもと違うふっくらした手元に、ちょっと幸せを感じちゃいました。写真・文／種谷美波（yoi） 製品撮影／山崎ユミ

もうすぐ手指のケアが欠かせない乾燥の時期。手や指先がきれいだと、気分も上がりますよね。手の潤いは心の潤いにつながります！ ガサガサや乾燥に悩んでいる方、エディターの愛用するアイテムをぜひ取り入れてみてください。