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親のお金の使い方がおかしい!「老後破産」の4つのアブない前兆

  • 2023.9.18
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年金生活の親が、退職金で旅行へ行ったり、孫と会うと常にプレゼントを与えたりして、お金を使い果たしてしまうことがある。これはもしかしたら「老後破産」の前兆かもしれない。親が老後破産すると、子供世代の家計にも影響が出てくる。そうならないためにも、親とはしっかりとお金の話をしておきたい。

■退職後の親が貯金を使い果たす理由

親が老後のたくわえを使い果たして老後破産すると、子供世代の家計にも影響がある。年金生活で収入が減ったはずの親が、旅行や健康食品などに散財しているなら、お金を使う理由を探り、早めに手を打ったほうがいいかもしれない。

●散財の理由1 退職金で羽目をはずしすぎている

退職金でまとまったお金が入ると、「これまでがんばったから」と財布のひもがゆるむことがある。

しかし、無計画にお金を使っていると、あっという間に貯金残高は減っていく。あとで後悔しないよう、親子で老後にかかる生活費をシミュレーションし、毎月使えるお金の上限を決めよう。

退職金を定期預金に入れたり投資信託で運用したりして、引き出しにくくするのも一つだ。

●認知症で判断力がなくなっている

認知症で判断力や記憶力がなくなり、散財しているように見えるケースもある。

認知症になると、記憶力が落ちて同じ物を何度も買ってしまうことがある。また、判断力がなくなると部屋の片付けができなくなり、物を管理できずに買いすぎてしまうこともある。

認知症を自覚するには勇気がいるため、本人は「つい使いすぎただけ」「間違って買っただけ」などと言うことがある。

親の様子をよく観察し、場合によっては一緒に病院に行くことも考えよう。

■親が老後破産する前兆

親が「老後破産」すると、支える子供世代の家計にも大きな負担がかかる。親子でお金の話をする習慣がないと、生活が苦しくなっても子供には言い出しにくいものだ。次のような親の変化は、お金に困っているサインかもしれないので、早めに話しあって対策を考えよう。

●急に投資や自宅の売却に興味を持ち始める

「●●さんは株で儲けたらしい」「自宅を売っても住み続ける方法があるらしい」など、急に投資や自宅の売却について話すことが増えたら、それはお金に困っているサインかもしれない。

貯金が減って不安を感じると、お金を得る方法やお金を増やす方法に自然と興味がわくものだ。

退職金をもらうとき、銀行員などに案内されて投資に興味を持つのはよくある話だが、退職金をもらってからしばらく経つのに、急に投資の話題が増えたとなると、お金の不安があるのかもしれない。

知識がないまま投資や自宅の売却を行うとかえって損するリスクがあるため、お金の不安がないか親子で話す場を早めに持ち、一緒に対策を考えよう。

●人のお財布事情に敏感になる

身内やご近所さんなど、他人の年金や退職金、貯金を気にする話が増えたら、お金に困っている可能性がある。

生活費が足りなくなるかもしれないという不安から、頭の中はお金のことでいっぱいになる。「みんなどうしているんだろう」「困っているのは自分だけではないはず」「他人がうらやましい」など、さまざまな感情がわいてくるのも特徴だ。

そのため、他人のお金の話題で目の色が変わったり、つい踏み込んだ質問をしてしまったりすることがある。

親がお金で悩んでいそうな気配を感じたら、老後の蓄えのニュースなどを切り口に、それとなく不安がないか聞いてみるとよいかもしれない。

文/編集・dメニューマネー編集部

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