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「助けてやったのに!」問題を起こした子の話を学校に報告。するとその子のママが<ママ友がモンペ>

  • 2023.9.17

まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が勃発。教員増員の措置がとられたものの、クラス内ではなおも事件が続きます。クラスメイトのモテ香ちゃんのランドセルを、あおいちゃんとりんちゃん、ワキコちゃんが三角定規で傷付けているのを見てしまったほのか。学校では言えなかったものの、まゆみさんにだけ打ち明けます。一方でまゆみさんは、ママたちに今回の事件を伝える前に、あおいちゃんたち本人へ事件について尋ねます。このことをきっかけに、ほのかはイジメの標的となり、まゆみさん自身もママ友からそっけなくされるようになってしまったのでした。

「お母さんのせいで学校に行けない」とほのかに泣きながら登校拒否を告げられたまゆみさん。
まゆみさんはほのかの言葉にショックを受け、一睡もすることができませんでした。

私の対応が間違っていたのかもしれない…

ほのかの連絡帳を届けに学校へ向かったまゆみさん。


入れ違いで出会ったよしえさんから、まゆみさんがあおいちゃんたちを事件の犯人だと決めつけて問い詰めたせいで、いろんな人が悲しんでいると糾弾されます。


よしえさんの話から、ママ友・あきこちゃんがなぜそっけなくなったのかを理解したまゆみさん。


誤解だと主張しようにも、よしえさんの迫力に負けて声が出せません。

気持ちや話が正しく伝えられない悔しさや悲しさ、つらさで涙がこみ上げてくるまゆみさんでした。


まゆみさんは、今回の件がすべて自分の行動のせいだと思うようになってしまいました。


しかし、本当に今回の事件はまゆみさんのせいなのでしょうか。

渦中の親や子どもたちが客観的にそれぞれの見たものを説明することは、どうしてもむずかしいものでしょう。

それでも、それぞれが見たものを突き合わせ、すり合わせて事実を明確にすることはできるのではないでしょうか。


まゆみさんを責めるよしえさんには感情的にならず、事実を見極める姿勢をとってほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ

ベビーカレンダー編集部

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