1. トップ
  2. レシピ
  3. 本場で餃子といえば水餃子。皮を楽しみながら何個でも。Vol.2〈東京台湾〉〈老酒舗〉etc.

本場で餃子といえば水餃子。皮を楽しみながら何個でも。Vol.2〈東京台湾〉〈老酒舗〉etc.

  • 2023.9.19
中目黒〈東京台湾〉水餃子、御徒町〈老酒舗〉酸菜猪肉水餃子、池袋〈中国家庭料理 楊2号店〉皮も手作り水餃子、立石〈餃子の店 蘭州〉水餃子

東京台湾(中目黒)

台湾各地を旅して完成させたタレと皮を楽しむ一皿

店主・須藤晋次朗さんは、元イタリアンのシェフ。台湾旅行をきっかけに、ハマってしまい〈東京台湾〉をオープンするに至った。“台湾のあちこちを旅し、あらゆる食文化に触れ、吸収し、それらをギュッとしたらこうなりました”という「名物水餃子」は、皮とタレが主役。皮は、強力粉にキャッサバ粉を混ぜて硬めに仕上げ、それを味わってもらうため、あえて餡はシンプルに仕上げている。

もう一方の主役のタレは、ココナッツ、パイナップル、パパイヤなど数種類のフルーツと豆を焼いて漬けた甘味噌のような味わい。台湾食文化を尊重しつつ、独自センスを加えた唯一無二の一皿ここにあり。

中目黒〈東京台湾〉水餃子
名物水餃子/器は日本と台湾で見つけた古き良きもの。不揃いなので、どのお皿でサーブされるのかは来てのお楽しみ。

4個550円。寸:7cm、ヒダ:無、皮:厚、具:普。

Information

中目黒〈東京台湾〉外観

東京台湾

とうきょうたいわん
住所:東京都目黒区上目黒2-14-1 寺内ビル1F 
TEL:03-6451-2499
営:11時30分~14時、17時~22時(21時LO)
休:水曜・第1・第3・第5火曜
中目黒駅から徒歩2分
お料理のセンスと併せて、インテリアや器のセンスにも感動。Tシャツやバッグ、器など、購入できるものも多い
Instagram:@tokyo_taiwan

テイクアウト:有
お取り寄せ:無
座席:26
予約可

老酒舗(御徒町)

自家製発酵白菜漬けの爽やかな旨味が口いっぱいに広がる

1980年代まで北京に多く存在した大衆酒場がコンセプトの店。メニュー表には日本語表記が一切なく、内装も現地の雰囲気そのもの。自家製ドラム缶オーブンで焼いた本物の叉焼(チャーシュー)や烤雞(カオジー)(焼き丸鶏)などのおつまみも本場さながらだが、中でも人気なのが水餃子。

夏場は1ヵ月、冬場は2ヵ月かけて店内で作る、酸菜(スヮンツァイ)を使用した水餃子が特に人気。餡の材料は酸菜、豚肉、ショウガ、味つけも塩コショウ、醤油、ゴマ油と自然由来のものしか使わないのが決め手。乳酸発酵の力だけで、ふくよかな香り、酸味、旨味があり、タレは不要。水餃子はほかに猪肉大葱と素三鮮の計3種類あり、どれも絶品だ。

御徒町〈老酒舗〉酸菜猪肉水餃子
酸菜猪肉水餃(スヮンツァイシシニク)/器は日本と台湾で見つけた古き良きもの。不揃いなので、どのお皿でサーブされるのかは来てのお楽しみ。

3個264円。寸:6cm、ヒダ:無、皮:普、具:普。

Information

御徒町〈老酒舗〉外観

老酒舗

ろうしゅほ
住所:東京都台東区上野5-10-12 
TEL:03-6284-2694
営:11時〜23時(土12時〜、日・祝12時〜22時、7時~10時は朝食営業、その後15時までランチ営業。ラストオーダーは営業時間30分前)
休:無休
JR御徒町駅南口から徒歩2分の高架下
ノスタルジックなインテリアデザインは、店主自ら手がける
Instagram:@roshuho_oldstylechinese

テイクアウト:有
お取り寄せ:有
座席:70
予約:有

中国家庭料理 楊2号店(池袋)

誰もがこの味と店主の元に帰ってきたくなる

明るい人柄で、誰もがファンになってしまう店主の楊鋭意さんは中国四川省出身。祖母が雇っていた料理人から伝授された味をお店で再現している。

水餃子は、モチモチなのに重くない皮、そして噛む前から漂う、生きたニラの香り。噛めばその香りは倍増、そして臭みの全くない肉の旨味が舌を包む。鶏ガラ&豚骨スープや、野菜の旨味が移った油通し油なども餡に加えているそうだ。ゆで汁には花椒を加え、皮にアロマを纏(まと)わせるという芸の細かさに、水餃子への愛を感じる。おいしいお料理の秘訣は“自信を持って、自分がおいしい!と言えるものを、心を込めて作る”とのこと。脱帽です。

池袋〈中国家庭料理 楊2号店〉皮も手作り水餃子
皮も手作り水餃子/お腹いっぱいになっても、まだ口が欲してしまう、そんな水餃子。1人で30個食べてしまう客もいるとか。

5個590円。寸:7cm、ヒダ:無、皮:厚、具:多。

Information

池袋〈中国家庭料理 楊2号店〉外観

中国家庭料理 楊2号店

ちゅうごくかていりょうり ヤン
住所:東京都豊島区西池袋3-25-5 
TEL:03-5391-6803
営:11時30分~15時(14時30分LO)、17時~23時(22時30分LO)、土曜・日曜11時30分~23時(22時30分LO)
休:無休
池袋駅西口徒歩3分
汁なし担々麺や麻辣海老、黒酢香腸詰炒飯も人気
HP:http://yang0123.web.fc2.com/

テイクアウト:有
お取り寄せ:無
座席:26
予約:可

元記事で読む
の記事をもっとみる