こんにちは、整理収納アドバイザーの木田結です。片付けが面倒で大変になってしまうのには、必ず原因があります。こんな習慣に心当たりはありませんか。
片付けをスムーズにするためにやめた習慣
(1)夜中のネットショッピング
ついつい時間がとられてしまうのがネットサーフィン。そのうえ「あとから考えたら、いらなかったかも」と思うものをポチっとしてしまいがちなのが夜中のネットショッピングです。疲れていると人は冷静な判断力を失ってしまうもの。モノが増えれば増えるほど片付けのハードルは高くなるし、それが不要なモノだとするとお金ももったいないですよね。
(2)収納用品のリサーチ
収納できるスペースがあればあるほど、そこを埋めたくなってモノはどんどん増えていってしまいます。片付けたいと思って買ったはずの収納用品のせいで、逆に家が散らかっているとしたら、本末転倒ですよね。手っ取り早く目の前の空間をスッキリさせたくなってしまう気持ちは分かりますが、収納用品という不要なモノが増えているだけかもしれません。本当に必要なのかどうか、よく考えたうえで慎重に購入したいものです。
(3)モノを隠す
モノを収納するつもりが、隠すだけになってしまってはいませんか。収納とは本来、使いやすく収めることです。人がくるからと、とりあえず見えないところに押し込んだり、隙間があれば突っ込んだり、山積みにして扉をしめたりしている状態は”隠しているだけ”で、収納ではありません。
(4)床置き
ちょっとバッグを床に置いたことからはじまり、その周りにモノが集まってきて気づかぬうちに散らかることは、あるあるです。「床置きはしない」「テーブルの上にはモノを置かない」「もしくはこれだけしか置かない」などマイルールを決めておくことで、散らかるきっかけをなくすことができます。習慣にしていければ、床にモノがないことが当たり前に。そうなれば家の中での動きもスムーズになり、片付けもぐっとラクになるはずです。
(5)セールに必ず行く
特に欲しいものがあるわけでもないのに、安いからとセールに行くのは危険です。通常の価格であれば1枚しか買わなかった服も、セールなら数枚買えてしまうので、モノが増える可能性が格段に上がります。私たちの体は1つしかないので、そのシーズンに着られる数というのは限られているのに、お得なモノを買えるという喜びが、そのモノを必要だと錯覚させてしまうことも。セールに必ず行くという習慣をやめてみると、モノが捨てられないことに悩んで、片付けが難しくなってしまうこともなくなるかもしれません。
習慣になってしまっていることはありましたか? 日々のちょっとしたことで片付けは大変にもなるし、ずっとスムーズにもなるのです。
書いたのは
整理収納アドバイザー 木田結さん
効率化専門の整理収納アドバイザー。転勤族の一児の母。効率重視でくらしを“ラク”に整えられる方法やコツをインスタグラムやブログで発信中。オンラインの整理収納や家計簿レッスン、記事執筆を行う。
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