Twitterで度々作品が話題になる漫画家の江戸川治(@edoosam)さん。 感動作を多く描かれていますが、今回ご紹介する作品もまた涙なしには読めません。 ぜひ、ハンカチのご用意をお忘れなく!
※こちらは、2020年9月27日にFUNDOで公開した記事を再編集したものとなります
最後の一コマで涙腺崩壊
今回ご紹介する作品のタイトルは『息子は囁く』です。 それでは、さっそくご覧ください。
「息子は囁く」 pic.twitter.com/ibpr6HnkYW
— 江戸川治@短編集発売中 (@edoosam) September 25, 2020
愛する息子の死で自分を責め続け、死のうとしてしまったお母さん。
そんなお母さんに気付いて、「コラー!!」っと怒る亡くなった息子さん。 もちろん、その声はお母さんには聞こえませんが、タイミングよくお父さんがそばへ駆けつけました。
そして、亡くなった息子さんの気持ちを代弁するかのように、お父さんはお母さんを諭すのです。
その様子をそばで見守り、”二人なら大丈夫”だと安心した息子さんは「じゃあね」と親指を立てて去ってゆくのですが・・・ 最後の一コマに親指を立てて息子さんに返事するお父さんの姿が!
実はお父さんには、亡くなった息子さんの声が全部聞こえていたんですね。 それなのに、気付かないふりを通したのは、息子さんと奥さんを想うが故の父として、夫としての優しさと愛なのでしょう。
これは涙なしには読めませんね。
こちらのTweetには、「最後のパパがカッコよすぎる」「お父さんも息子さんに未練を残さないように聞こえないふりしててあげたのかな」「きっと父親も見える聞こえる息子に話したい事、謝りたい事、伝えたい事が尽きない程あったんでしょうが、それを全部噛み殺して、息子の最後の願い、そして、遺された最愛の人のために成すべきことを成したのでしょう」など、筆者と同じように涙を誘われた人の声や、お父さんの想いを読み解く声が届いています。
お父さん、本当にカッコいいですよね。 二度、三度と読み返すほどにお父さんの想いが胸にグッときます。