【埼玉県の難読地名】川口市の「十二月田」って何と読む？その由来は？

地元ではみんな知っているけど、それ以外の人からは、なんて読むか分からない地名ってありますよね？ そんな地名を探して、クイズにします！

埼玉県川口市にある地名「十二月田」は何と読む？

「じゅうにがつだ」「とおにげつでん」「とにつきた」？

さて、正解は？

正解は・・・

「しわすだ」でした！

その由来は？

JR川口駅から東へ行った「南平地区」には、“十二月（師走=しわす）の寒い日に、神様の使いといわれる狐たちがやってきて田植えをした”という言い伝えがあり、それが地名の由来だと言われています。

「十二月田」は現在、正式な住所としては使われていませんが、交差点や小・中学校の名前として残っています。

また、市内の和菓子店では、この不思議な話をモチーフにした「十二月田きつねのどらやき」が販売されています。こんがりきつね色に焼き上げた、かわいいイラストが目印の川口みやげを探してみてはいかが？

皆さんは、正しく読めましたか？ 機会があれば、是非散策に訪れてみてください。