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「お母ちゃーん!」毎朝、都会から疎開した子どもたちの叫び声が<親に捨てられたおばあちゃん>

  • 2023.9.15

2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。戦争で軍国主義教育の度合いを深めていった日本。学校で山から石を運ぶ重労働をさせられ、つい「日本は負けるに決まってる!!」と言ってしまった生徒は、先生に平手打ちをされ「この非国民が!」と怒鳴られました。また、あるときは都会から……。

戦時中はとにかく食べるものがなく、キヨさんは土手のよもぎなどを採って食べていました。そんな中、東京の子どもたちがキヨのいる村に集団疎開して来ました。彼らは配給物しか食べられないためさらにひもじい思いをしていること、親は死んでいるかもしれないことを姉から聞いたキヨさんは、ショックを受けました。

朝、キヨさんが農作業をしていると、疎開して来た子どもたちが……。

山の向こう側に母親がいると…

こんにちはゆっぺです。

朝、キヨが農作業をしていると、疎開して来た子どもたちが川へ顔を洗いに来ました。

するとその子たちが立ち止まり、口々に「お母ちゃーーーーん」と叫び始めたのです。

姉から「お山の向こう側に母親がいると思って呼んでるんだよ」と聞き、キヨは「お母ちゃんに会いたいだろうな」と切なくなりました。

彼らが疎開している間、毎朝、母親を呼ぶ声が聞こえていたそうです。

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集団疎開させられた子どもたちは、戦力にならない小学生が中心だったとか。親子離れ離れになっての生活は、子どもにとっても母親にとってもつらい毎日ですよね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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