1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 菅田将暉さんが厳島神社で大ヒット祈願!〝お茶会インタビュー@広島〟完全レポート【第2弾】

菅田将暉さんが厳島神社で大ヒット祈願!〝お茶会インタビュー@広島〟完全レポート【第2弾】

  • 2023.9.15
撮影時のエピソードは? ロケ地巡りでは、市電に脚光も!?
出典:リビング広島Web

おりづるタワーでのインタビュー後、宮島・嚴島島神社を訪れ、映画の大ヒットを願う御祈祷を行いました

― 来週、ついに公開ということで、世界遺産・嚴島神社で大ヒット祈願を行いますが、今のお気持ちはいかがですか。

菅田さん(以下、敬称略) 宮島へは1回プライベートで行ったことがあって、すごいパワーがあって気持ちのいい場所でした。映画内でも撮影していますが、撮影のときは行けていないので、すごく楽しみにしています。

― 待望の通称〝広島編〟ということで、広島の皆さんにプッシュしたいポイントは?

菅田 すごく撮影しやすかったです。平和記念公園のど真ん中で撮影させてもらって、修学旅行生や一般のお客さんがいたり、文化遺産になっているところなど、いろいろとお邪魔したんですけど、大きな問題もなく、いつもスッと陰から見守ってくださってたんで、すごく助かりました。

― 広島の皆さんの協力があって完成した作品ということですね。

菅田 それは間違いないですね。それこそ、助監督さんのお母さんの口利きで、平和記念公園を借りれたという話も。だいぶ大きな作品なんですけど、身内のアナログな力にもお世話になっています(笑)。

 ― 市電に乗った感想や雰囲気はいかがでしたか。

菅田 撮影で市電を一台貸し切ったんですけど、ただただ気持ちよかったですね。撮影する時間は1分や2分で、他はボーッとしているだけ(笑)。撮影していると常にバタバタしているので、そんなこともなかなかないんですけど、みんな無言になってじーっとしてて。しかも雪とか降っていたんで、珍しく静寂が訪れる、落ち着く感じもありましたね。 あと、座席のバランスがちょうどよかった。古い車両で、座席が普通の電車より狭くて、木材の素材感も結構好きでしたね。

パーソナルな一面を深堀り! 整くんの好きなところ、大切にしていることは?
出典:リビング広島Web

― 整くんのキャラクターで好きなところを教えてください。

菅田 まず一人の時間が楽しそうなところが好きです。ちょっと切なさもあるんですけど、ウキウキ家で1人でカレーを作っているのは演じていても楽しいし、共感もできます。これだけ知識豊富で思考力も高い人だけど、経験が伴っていないから間違うこともあるんです。でも、間違った時にすぐに「すみません、間違っていました」って認められる整くんは、優秀な人だな、好きだなと思いますね。 あと髪型も好きですね、この髪型がやりたくて演じたというのもちょっとあるんで(笑)。なかなか天パにできないじゃないですか、「今、整くんなんで」って言えるし、ファッション的にも好きでした。

― 演じる上で大切にしていることは?

菅田 気を付けなきゃいけないことばかりなんですけどね。漫画で読む印象と実写での印象ってどうしても変わってきてしまうので。あと、めちゃくちゃしゃべらないといといけない、常々思っていないといけないので。あれだけの文章を常々リフレインしている人の言葉なので、単純に台詞覚えの時間が他の役の3~4倍は掛かるんですよ。感情的・突発的な言葉とか、目の前のことに反応すればいい台詞だと、覚え過ぎなくてもいいんですけどね。 漫画を読んでるときは、いいセリフだなと思っていましたけど、「常々思っているんですけど」っていうセリフが、どんどん自分を締めていく工具になっていきましたね。

通称〝広島編〟が一番好きな理由は?

― これまでのインタビューで通称〝広島編〟が一番好きなエピソードと伺ったんですけど、具体的にはどういうシーンが印象に残っていますか。

菅田 他のお話は、ありそうなんですよ、リアリティがあるというか。基本的にミステリと言う勿れは〝密室劇〟で、話さざるおえない状況での会話劇でなんですけど。この通称〝広島編〟って、実は整くん、帰ることができるんです、拘束されてないんですよ。でも、なぜか能動的に事件に片足をつっこんじゃう感じが意外と珍しいなと思うんです。 そしてこの話だけは、みんなで考えるんですよ。「何が起こっているんだ」と。他のお話は基本的に個人プレイで、いろいろなことを自分の中で考えて、わーっとしゃべってていう話が多い中、人と触れ合っているのが、結構好きですね。

 ― 人と付き合うのが好きそうには見えないですよね。

菅田 だから面白いんですよね。迷惑がっていたり、整くんの人間性が出るというか、社会に出た整くんが初めて映された回という感じもします。

出典:リビング広島Web

【映画のワンシーン】遺産相続で一触即発!? ミステリの謎に迫る

映画の大ヒット祈願! 全長130㎝の杓文字とフォトセッション
出典:リビング広島Web

おりづるタワーに続いて、菅田さんが訪れたのは、日本三景の一つ・宮島に鎮座する嚴島神社。海上に立つ重要文化財の高さ16mの大鳥居は日本三大鳥居の1つ。満潮時には美しい海に浮かぶように見える社殿と大鳥居が国内外問わず、大人気の観光名所となっており、映画でも大鳥居が重要なシーンで登場。実際に早朝の嚴島神社で撮影が行われていました。 そんな神聖な嚴島神社では菅田将暉さんが映画の大ヒットを願いご祈祷を実施しました。

出典:リビング広島Web

神聖な空間で厳かな雰囲気のなか執り行われたご祈祷。神妙な面持ちで約15分のご祈祷を受け、玉串を奉納し、心を込めた様子で大ヒットを祈りました。以前来たことあると話していた嚴島神社の雰囲気については「(大鳥居が)修復中だったので、改めて見れて良かったですし、ちょっとだけですが、散歩もできて、肩の力が抜け、すっきりしました」と満足気な様子を見せました。改めて、ご祈祷を経ての心境を聞かれると「こんなことさせてもらえるなんて、とても贅沢です。すごいリラックスして、気持ちを正されるような時間でした」と語りました。

出典:リビング広島Web

ご祈祷後は鮮やかな朱色の大鳥居の前で、宮島・名物のしゃもじを持ってフォトセッション。“商運”“幸運”を招くといわれる縁起物である宮島の杓文字ですが、今回用意された杓文字はなんと全長130cm、8キロにもおよぶ大きな杓文字!!特注された大きな杓文字について聞かれると「このサイズの杓文字を持つのは初めてで、結構重くて、どうやって持つのが正解かわかりませんでした(笑)」と楽しそうに語り、最後に公開まであと1週間となった、今の心境を聞かれると「ドラマから映画になって、これからはお客さんのものになるという寂しさもありますが、観てくれるお客様にやさしく伝わってくれると嬉しいなと思います」と映画公開への期待を込めた言葉で締めくくりました。

いよいよ9月15日(金)公開! 映画「ミステリと言う勿れ」 整くんが遺産相続の立会人に!?

累計発行部数1,800万部を突破している田村由美さんの大人気漫画が原作。映画では、広島を訪れた整くんが、代々、遺産相続を巡る争いで死者さえ出るといういわくつきの名家・狩集家(かりあつまりけ)の遺産相続事件に巻き込まれる、原作でも大人気のエピソード・通称〝広島編〟が描かれます。

狩集家の遺産相続者は全部で4人。全員いとこ同士で1人目は通称〝広島編〟のヒロインとして、整を狩集家の遺産相続事件に巻き込んでいく狩集 汐路(かりあつまり・しおじ=原菜乃華)。2人目はメガネをかけたインテリな臨床検査技師の狩集 理紀之助(かりあつまり・りきのすけ=町田啓太)。3人目は、ヤンチャな性格だが根は真面目な波々壁 新音(ははかべ・ねお=萩原利久)。最後の4人目は、専業主婦で幸という一人娘がいる赤峰 ゆら(柴咲コウ)。 そして、狩集家お付きの弁護士の孫で、汐路の初恋の人・車坂 朝晴(くるまざか・あさはる)を松下洪平が演じます。

出典:リビング広島Web

【タイトル】「ミステリと言う勿れ」 【公開日】2023年9月15日(金) 【キャスト】菅田将暉 松下洸平 町田啓太 原菜乃華 萩原利久 鈴木保奈美 滝藤賢一 でんでん 野間口徹 松坂慶子 松嶋菜々子 伊藤沙莉 尾上松也 筒井道隆 永山瑛太 角野卓造 段田安則 柴咲コウ Ⓒ田村由美/小学館 Ⓒ2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社

取材・文:広島リビング新聞社・編集部 平原千絵子

元記事で読む
の記事をもっとみる