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【鹿児島市・磯地区】鹿児島名物! 明治から受け継がれている「ぢゃんぼ餅 平田屋」

  • 2023.9.14

「ぢゃんぼ餅」を食べたことがありますか?

ぢゃんぼ餅とは、つきたての餅やもち米粉を使っただんごに串(竹串)を2本さして、砂糖醤油のタレをかけて食べる料理です。 わたしは、小さい頃によく祖母が買ってきてくれて食べていました。

最近なかなか食べる機会がなくなってしまったぢゃんぼ餅。 久しぶりに食べてみたいと思い、「ぢゃんぼ餅 平田屋」さまへ行ってきました!

ぢゃんぼ餅 平田屋とは

仙巌園がある磯地区を中心に何軒か「ぢゃんぼ餅」の専門店があります。 桐原屋から始まり、中川屋と同時期に平田屋のオープン。その歴史は古く、明治時代から受け継がれています。

出典:リビングかごしまWeb

「じゃんぼ餅」と「ぢゃんぼ餅」という言い方がありますが、平田屋は「ぢゃんぼ餅」です。 赤いのれんにも「ぢゃんぼ餅」と書かれています。

テイクアウトもできますが、店内で食べることもできます。 店内のご紹介!

出典:リビングかごしまWeb

店内入り口付近の席は、テーブル椅子です。 そして、奥へ行くと広々とした座敷があります。

出典:リビングかごしまWeb

写真から伝わると嬉しいのですが、座敷からは桜島が見えるのです! お天気が良い日は、桜島を見ながらぢゃんぼ餅を食べるのも良いですよね。 余談ですが、運が良ければ磯海岸で泳いでるイルカが見れるかもしれないですよ。(わたしは、偶然にも見れてしまいました。)

お店によって味が変わる「ぢゃんぼ餅」

磯地区に何軒かぢゃんぼ餅のお店があるのですが、お店によって味が変わってきます。 平田屋のぢゃんぼ餅は…

出典:リビングかごしまWeb

こちらです!

餅・たれ・串・焼き加減などにこだわっている平田屋さま。 お餅は、九州産の「ひよくもち米」を使っています。お餅を蒸した後に、専用の餅つき器でまんべんなくこね、すべてのお餅が同じ食感になるように調整しているそうです。 かかっているタレも程よい甘さで、お餅との相性抜群! タレのとろみも絶妙で、何本でも食べれちゃう!

1皿10本(税込600円)なのですが、普通に一人で10本食べれるのでご安心を。 不思議なことにスルスル〜っとお腹に入っちゃうんですよね。

出典:リビングかごしまWeb

ぢゃんぼ餅といえば2本の串なのですが、こちらは竹串です。 なんとお店の方が竹屋さんから竹を買って、裁断・滅菌・削り・乾燥作業まで、約4日間かけて行なっているそうですよ! 今は機械を使っていますが、昔は手作業だったと聞いて驚きました。手間暇かかっていますよね。

せっかくなので桜島を見ながら食べてみました。 写真では伝わりにくいですが悪しからず。

出典:リビングかごしまWeb

ぢゃんぼ餅を頼むと、お漬物とお茶もついてきます。 ちなみに夏は麦茶、冬は南九州市頴娃町で栽培しているお茶農家さんの煎茶が飲めちゃいます。

磯へ行ったときは、是非ぢゃんぼ餅 平田屋さまへ立ち寄ってみてください。 定休日は木曜日です。

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