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なんで今、この人たちが…?三男を傷つけたS家の登場|三男が学校で初めて泣いた日

  • 2023.9.13

この漫画は、安田ふくこ(@3kyoudiary)さんの三男のケイ君が、クラスの女子たちのいざこざに巻き込まれ、Sさんに意地悪をしているとS家から誤解されてしまったでき事について描かれます。校長先生が支援教育部のエリアマネージャーを呼んで話し合いをすることに。ふくこさんの予定も聞かずに、急遽次の日にエリアマネージャーと会うこととなりましたが、その人も話し合いが難しいS家に対し、「仲直り」と発言するほど、見当違いな対応をするのでした。『三男が学校で初めて泣いた』第36話をご覧ください。

突然でてきたS家に驚きましたね。エリアマネージャーさんを呼ぶことについても、ふくこさんの予定も聞かずに決めた校長先生ですから、もしかしたら校長先生が呼んでいたのかもしれませんね。

「ふくこさん頑張れ!」と応援せずにいられない展開となりました。S家の登場に動揺を隠せないふくこさんでしたが、ケイ君のために覚悟を決めた表情がとても印象的です。

「子どもの糧になる解決」のために親ができることを考えよう

小学校で同じクラスの女の子に対し、いじわるをしたと決めつけられ、トラブルに巻き込まれたケイくん。話を聞くうちに、相手の子の親・兄までが、ふくこさんの知らないところでケイくんを呼び出して責めていたことが判明します。

世の中に色んな考えを持つ人がいて、同じ年の子を持つ親同士でさえ、子どものトラブルへの対応スタンスが違いますよね。さらに子どもの特性、家庭環境、子ども同士の関係性など多くの要素が混じり合い、スムーズに解決とはいかないことも。

もしわが子がトラブルの当事者になったとき、まずできることは、子どもの話をしっかり聞くこと。そして漫画からわかることは、いきなり相手を責めず、学校に確認を取ることも重要だということです。一方の話だけでは、見えていない背景がありますよね。

子どもを守りたいという親の気持ちが、余計にトラブルを複雑にし、本質を見えにくくするのは残念なことです。一方的な主張をしたり、親の立場を守ったりすることよりも、子どもたちにとって良い解決策を見出す姿勢を持つことが大切ですよね。起きてしまったことは受け止め、その上でわが子も相手の子も成長できるようなサポートをすることが、親ができることなのではないでしょうか。

著者:ume

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