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夏に受けた肌ダメージ修復方法があった!?手軽にできるセルフケア3選

  • 2023.9.13
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夏の終わり、「肌のごわつきやかさつき、毛穴の開きなどが目立つようになった」と悩んでいませんか?

このような肌悩みは、夏に浴びた紫外線ダメージが原因かもしれません。

そこで今回は、夏の紫外線による肌悩みの原因や、肌ダメージを修復するためのセルフケアをご紹介します。

夏の日焼けでダメージを受けていない?

肌悩みのある女性
出典:photoAC

以下では、夏の日焼けダメージによって起こるよくある肌悩みを説明します。

ごわつき

肌のごわつきは、角質が厚くなっているのが原因です。

紫外線などの外的刺激を受けると、肌は角質を厚くすることでダメージを防ごうとするため、ごわつきやすくなります。

乾燥

肌のバリア機能は、外的刺激から肌を守るだけでなく、からだの水分の蒸発を防ぐ役割も担っています。

紫外線ダメージを受けると、肌のバリア機能が低下することで水分が失われやすくなります。

これにより、肌が乾燥しやすくなるのです。

毛穴の開き

紫外線(UV-A)は、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンを破壊します。

コラーゲンやエラスチンが減少すると、肌がたるみ、毛穴の開きが目立ちやすくなります。

また、紫外線による皮脂の酸化は、ターンオーバーを乱す原因のひとつです。

ターンオーバーが乱れると毛穴周辺が盛り上がり、毛穴が開きやすくなります。

シミ

紫外線(UV-B)は、肌に炎症を起こしメラニンを増加させます。

通常は、ターンオーバーによってメラニンが排出され、元の状態に戻ります。

しかし、多量の紫外線を浴びると、多く作られすぎたメラニンを排出できずに、シミになってしまうのです。

今からできるセルフケア3選

セルフケアのためのクリーム
出典:pixabay

夏の紫外線ダメージを修復するためのセルフケアを、3つご紹介します。

保湿

紫外線ダメージによって失われたバリア機能を取り戻すために、保湿を行いましょう。

化粧水や保湿クリームなどで、肌にしっかりと水分を与えるのが大切です。

美白ケア

美白ケアは、シミ予防に役立ちます。

ビタミンC誘導体やトラネキサム酸など、メラニンの生成を抑制する美白成分が入っている化粧品が効果的です。

+αでスペシャルケアを!

紫外線ダメージによってバリア機能が低下している肌は、エアコンの冷風や枕の摩擦などが刺激となり、さらにダメージを受けてしまうことがあります。

就寝前に、塗ってそのまま寝られるナイトパックのようなスペシャルケアを追加して、寝ている間の肌を守りましょう。

肌のダメージ修復にも漢方薬がおすすめ

漢方薬
出典:Unsplash

「肌のダメージを修復し、美肌を目指したいけれど、念入りなスキンケアを毎日するのは大変」という人には、毎日飲むだけで健康な肌を目指せる漢方薬もおすすめです。

肌のごわつきやかさつき、毛穴の開きなどは、紫外線によるダメージや乾燥以外にも、血行不良やホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが原因であると考えられます。

肌のダメージを修復して美肌を目指すには、

  • 血流を促して肌に栄養を届け、紫外線によるダメージを回復する
  • 肌の水分代謝を促進して老廃物を排出させ、新陳代謝をよくする
  • 肌にうるおいをあたえる
  • ホルモンバランスや自律神経の乱れを整える
  • 過剰な皮脂分泌を調節する

などの作用をもつ漢方薬を選びましょう。

漢方薬は心とからだ全体のバランスを整えるので、冷えや月経不順など肌以外の不調も、同時に改善を目指せます。

以下では、肌ダメージの修復におすすめの漢方薬を2つご紹介します。

<肌ダメージの修復におすすめの漢方薬>
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

血行をよくして肌に栄養を送り、ニキビやシミ、肌荒れなどの肌トラブルを改善します。

上半身はのぼせているのに下半身が冷える人におすすめです。

温清飲(うんせいいん)

血行をよくし、からだの熱や炎症を抑えながら水分を保持して、湿疹や皮膚炎を改善します。

肌の色つやが悪く、のぼせがある人におすすめです。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬を選ぶ際にもっとも重要なのは、自分の体質や症状に合っているかどうかです。

体質に合っていない場合、効果を感じられないだけでなく、副作用が起こることがあります。

自分に合っている漢方薬を見極めるには、漢方に詳しい医師や薬剤師などの専門家に相談しましょう。

最近では、漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、個人に効く漢方薬を見極めてくれる「あんしん漢方」のようなオンライン漢方相談も人気を集めています。

自分に合う漢方薬を、お手頃価格で自宅まで郵送してくれるので、漢方が初めての人や忙しい人でも気軽に始められます。

紫外線ダメージをケアして美肌になろう

夏の紫外線ダメージを肌に残さないようにするには、早めのケアが肝心です。

さらに、専門家に相談して漢方薬を活用し、内側からも健康な肌作りをしておけば、秋冬の寒さや乾燥にも負けない肌を目指せるでしょう。

セルフケアや漢方薬で、季節の変化に負けない美肌を手に入れましょう!

<この記事を書いた人>

あんしん漢方 ライター
円山 真由佳(えんやま まゆか)

医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。
表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

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