【神楽坂】まるでイタリア田舎町の一軒家。隠れ家イタリアン「ノード」

築70年の古民家で気取らない美味しいイタリアン

休日には多くの人で賑わう人気の神楽坂。神楽坂から少し路地に入れば、天ぷら、とんかつなどの日本料理や、中華、イタ飯など老舗が多いところで、いつも多くの店の前には行列ができていますよね。

そんな神楽坂でも珍しい、古民家を改装してできたイタリアン「ノード」が、喧騒を離れた地蔵坂の路地を入ったところにあります。本当に住宅街にポツンとある隠れ家のレストランで、気を付けてみてないと普通の住宅として前を素通りしてしまうほど。（実際、お店で待ち合わせした友達が通り過ぎていくのが、窓から見えました）

中に入ると、まるでイタリアの片田舎の家にお呼ばれしたような内装で、またおばあちゃんの家に行ったようなノスタルジックな気分にもなります。それもそのはず、「ノード」は築70年の古民家を柱と梁、外観は残し、リノベーションされたもので、本当に一軒家だったのです。見逃しちゃうのも無理ありませんね。

思わず歓声が上がるほどの目にも美しいイタリアンコース

私はランチのコースを注文したのですが、まず、前菜から盛り付けもお皿もお料理もめちゃくちゃオシャレで珍しい組み合わせのものばかり。

エクレアには生ハムのムースが挟まっていたり、サクランボとマスカルポーネのブルスケッタ、他季節によって違う4種が丸太のような受け皿にオシャレに盛り付けられて登場します。来たとたん歓声が上がっちゃうほどの美しさでした。

次にお任せパスタは大きな丸ごとモンタージオチーズのホールに入ったショートパスタを目の前で和えてくれてこれまた歓声が上がります。パスタも固めでたっぷりのチーズで和えられていたのに、ペロッと食べることができました。

メインは豚肉のローストに自家製の完熟南高梅ソースをかけたもの。豚肉に甘酸っぱく、フルーツのような梅肉ソースがとっても良く合い、今までにない美味しさでした。

デザートは季節によって違うそうですが、私が行ったときは、ピスタチオのジェラートとお芋のムースでした。お盆でしたが、初秋が感じられ、彩もきれいなデザートでした。

これらの料理にドリンクはなんと飲み放題！コーヒー、紅茶に加え、ハーブティーやパイナップルとオレンジの生酵素ソーダなども次々に頼めます。

これだけの満足コースが、ランチだと3500円から8000円、ディナーだと5900円から12000円くらいで味わえます。ちなみに私がいただいたのは3500円（割引になっていて普段は4300円だそうです）でした。

神楽坂の閑静な住宅街で味わえるイタリアン。味はもちろん、目でも美味しいお料理が並びますので、是非是非、女子会に記念日に行かれてみてはいかがでしょうか？