名門校サッカー部に息子を奪われた！　部活の闇に復讐する母の劇画

2023年9月9日より、緒形裕美さんのマンガ『こうして私は鬼となった～名門サッカー部に息子を奪われた母の復讐～』（大洋図書）が、電子書籍販売サイト「ebookjapan」にて独占先行配信されている。

本書は、憧れのサッカー強豪校に入学した親子を襲った悲劇、そして愛する息子のため、母親がその闇に立ち向かう劇的な展開が見どころのヒューマンドラマ。

元Jリーガーの夫と小学6年生のサッカー少年・晃司と幸せな家庭を築いていた主人公の大野芙美。愛する夫と母親思いの晃司に囲まれ、笑顔の絶えない日々の中、文武両道のサッカー超名門一貫校「陵光中学高等学校」の受験合格を目指し、親子共々頑張っていた。

そんなある日、晃司の元に憧れの「陵光中学」から「スポーツ特待生での入学を約束する」と、スカウトの話が舞い込んできた。苦労が報われ、歓喜する晃司と芙美。しかし、トラック運転手をしている夫から「スポーツ特待での入学は反対」と告げられる。

自身もかつてスポーツ特待生だった父のもつ不安。そして、その不安は見事に的中してしまう。漫画家歴37年目の著者が、丹念な取材と圧倒的な筆力で、強豪部活の闇に翻弄された親子の絆を描く。

進学を考える時に気になる「強豪校あるある」も満載。アスリートキッズを持つ保護者必読の作品だ。