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【調理法別】山芋の大人気レシピ30選〜すりおろし以外の揚げ物や煮物もアレンジが楽しい!

  • 2023.9.12

すりおろして食べるイメージのある山芋。実は山芋は品種名ではなく、「ヤマノイモ科」に分類される芋類の総称を指します。「長芋」や「大和芋」も山芋に分類されますよ。

今回は、そんな山芋を使った人気レシピを調理法別に【30選】ご紹介します。定番の和えもの以外にも揚げ物や煮物で山芋のアレンジレシピを楽しみましょう。

■【和える】山芋の人気アレンジレシピ6選

・めかぶトロロ

一般的に「山芋」として流通しているのは、長芋と呼ばれる品種。淡泊な味わいで粘りが少なめなのが特徴です。同じくネバネバ食材のめかぶと梅干しやしょうゆなどで作ったさっぱり味のタレをからめた和え物は、箸休めやおつまみにもってこい。山芋をビニール袋に入れ、麺棒で叩くとまな板や麺棒が汚れず後片づけがラクチンですよ。

・シャキシャキ! 山芋のだししょうゆ和え

山芋を細切りにすると、シャキシャキ食感に。だししょうゆで和えて海苔をトッピングするだけの簡単レシピながら、後を引く美味しさが魅力です。山芋の太さによって食感が異なるので、いろいろな太さで試してみてくださいね。

・マグロとアボカドの山かけ

マグロの刺身にすりおろした山芋をかける「山かけ」に、アボカドをプラスしたアレンジレシピ。クリーミーなアボカドと山芋の相性は抜群ですよ。味付けは、だししょうゆと練りワサビで和風に。日本酒やビールはもちろん、ワインのおともにも喜ばれますよ。

・長芋のタラコ和え

角切りにした山芋にタラコを和えると、日本酒にぴったりなおつまみの出来上がり。たらこにしっかり味がついているので、酒とみりんは風味づけ程度でOK。仕上げに和える大葉の香りがアクセントです。辛いものが好きな方は、タラコを明太子にアレンジしても良いですね。

・シャキシャキ長芋

5分で作れる簡単和え物はいかがでしょうか? 山芋に梅風味のふりかけとマヨネーズを和えるだけのシンプルな一品です。シャキシャキとの山芋にマヨネーズのコクが抜群の美味しさ。山芋はひと口大の乱切りにするため、存在感が楽しめます。

・長芋のキムチ和え

山芋は淡泊な味わいなので、ガツンとした和え物にするのもおすすめ。叩いて粗くつぶした山芋に白菜キムチを和えていただきましょう。キムチの辛さと山芋の粘りが口いっぱいに広がり、ついつい箸が進みます。松の実がないときは、カシューナッツでアレンジしても良いでしょう。

■【揚げる】山芋の人気アレンジレシピ6選

・サクサクホクホク 山芋のフライ

フライドポテトならぬ、フライド山芋のレシピです。山芋を素揚げすると、サクサクホクホクに。美味しさのポイントは、フライパンに山芋を並べてから油を注いで加熱すること。時間をかけて揚げることで、食感良く仕上がりますよ。ドライパセリのほか、青のりやカレー塩などをまぶしても◎です。

・モチモチ揚げ山芋

すりおろした山芋を揚げると、まるでお餅のようなもっちり食感に変化します。粉類は加えず、塩とみりんを加えるだけなので少ない調味料で作れるのがポイントです。表面がカリッとすれば完成。山芋の粘りが苦手な子どももこれなら食べやすいですよ。

・長芋の唐揚げ

厚切りの山芋で作る唐揚げは、見た目と食感のインパクト抜群。皮付きのまま使うので、ひげ根を焼き切ってくださいね。ショウガやしょうゆなどの下味に浸けたら、青のりと片栗粉をまぶしてカリッと揚げましょう。山芋がたくさんあるときの消費レシピにもおすすめです。

・長芋の青のり風味コロッケ

ジャガイモの代わりに山芋で作るアレンジコロッケです。ジャガイモに比べてねっとりした食感がやみつきになる一品。山芋はレンジで加熱し、マッシャーでなめらかにつぶしましょう。チリメンジャコや青のりの風味が格別で、おつまみにもおかずにもぴったり。冷めてもかたくなりにくいので、お弁当にも喜ばれますよ。

・長芋とベーコンの春巻き

春巻きは具材を炒めたり冷ましたりする手間がかかると敬遠していませんか? 山芋とベーコン、大葉を使えば、簡単に春巻きが作れますよ。山芋を含め、具材はどれも加熱なしでOK。切って巻いたら下準備完了です。揚げてホクホクになった山芋を味わってくださいね。

・納豆フワフワ揚げ

すりおろした山芋や納豆、豆腐などで作った生地に、レンコンやエリンギ、赤パプリカといった食感が楽しい野菜を混ぜ込む揚げ物です。山芋を入れることで、中はふんわりもっちり、外はカリッと仕上がりますよ。ギンナンやゴボウといった季節の野菜でアレンジ可能。できたてアツアツを召し上がれ。

■【焼く】山芋の人気アレンジレシピ6選

・ふわふわ! 山芋のお焼き 簡単人気レシピ

小麦粉と片栗粉の生地にすりおろした山芋を加えると、ふわふわのお焼きに。ニラや干し桜エビ、白菜キムチなども混ぜて焼くため、食べ応え満点です。両面を香ばしく焼いたら、ニンニクや酢じょうゆで作ったタレにつけていただきましょう。お酒が進むこと間違いなしですよ。

・和風山芋グラタン

合いびき肉たっぷりのボリューミーなグラタンに、山芋を加えるアレンジレシピ。全体をしっかり混ぜ合わせ、しょうゆベースで味つけします。合いびき肉の旨みと山芋のふんわり感が絶妙で、リピートしたくなる美味しさですよ。かけだれにもしょうゆを使っているのでごはんが進む和風味。チーズ不使用で、意外とあっさり食べられます。

・豆腐のピザ風焼き

山芋のなかでも大和芋は粘りが強い品種です。濃厚なチーズと組み合わせると、満足感のある主菜になりますよ。フライパンで炒めた豆腐にすりおろした山芋をたっぷりかけ、チーズがとろけるまで焼き上げます。豆腐と山芋のやさしい口当たりで、大人にも子どもにも喜ばれますよ。フライパンのままテーブルに運べば、見た目がおしゃれでおもてなしにもぴったり。

・豆腐のトロロ焼き

和食のイメージがある豆腐や山芋をエスニック風にアレンジ。焼いた木綿豆腐に山芋をのせるので、水分が少なく粘りが強い大和芋がベター。山芋をのせたら豆腐はひっくり返さず、そのまま弱火で火を通しましょう。甘みと酸味が特徴のスイートチリソースが全体をまとめてくれますよ。

・ふわふわ卵焼き

山芋は苦手、という子どもは卵焼きに加えるアレンジはいかがでしょうか? 卵は卵黄と卵白に分け、山芋を卵黄の方にプラス。卵白は泡立ててメレンゲに。このひと手間でふんわりした卵焼きになりますよ。グリンピース、パプリカ、プチトマトと卵の黄色が鮮やか。食卓を華やかにしたいときにうってつけです。

・長芋の磯辺焼き

山芋をお餅に見立てた磯辺焼き。厚めに切って焼きのりを巻いたら、焼き鳥用タレをハケでぬりながら、香ばしく焼きましょう。サクッと食感がクセになる一品です。タレは市販品で良いので手軽に作れますよ。大人向けには、仕上げに七味唐辛子を振っても良いですね。

■【煮る・汁物】山芋の人気アレンジレシピ6選

・長芋の煮物

山芋の煮物は素朴な味わいが魅力です。下茹で不要なので、そのままだし汁に加えれば良く、簡単なのもポイント。旨みの強い油揚げや磯の香りが広がるワカメを組み合わせることで、あっさりとした山芋の風味をより引き立ててくれます。

・山芋団子のスープ

すりおろした山芋に片栗粉を加えた団子は、もっちりしていて軽い主食代わりにもなるボリューム感。だし汁が沸騰したタイミングで加えると、崩れにくくきれいに煮ることができますよ。野菜はシメジやセリのほか、ニンジンやゴボウなど好みのものでOK。ほっこり温まりたい日にいかがでしょうか。

・たっぷり野菜のトロロ汁

お肉なしでも満足感たっぷりの汁物は、夜食にうれしい一杯。ニンジンやオクラなどカラフルな野菜入りのみそ汁に、すりおろした山芋をプラスします。ポイントは、みそ汁を別の器に取り分け、山芋をなじませてから鍋に戻すこと。全体にとろみがつき、味ムラなく仕上がりますよ。

・レンコンと長芋の煮物

野菜だけの煮物は物足りない、という方は鶏もも肉をプラスするのがおすすめ。鶏もも肉をレンコンや山芋と一緒に甘辛く煮ます。火を通した山芋はほっくりとした食感で、ジューシーな鶏肉と相性抜群。こんにゃくやニンジンなどを加えて具だくさんにしても良いですね。

・大和芋のトロトロクリームスープ

味にくせのない山芋は、洋風スープにアレンジしても絶品です。顆粒スープの素と牛乳でクリーム仕立てにすると、まろやかな味わいと山芋特有のとろみが上品な一杯に。レシピでは大和芋を使っていますが、長芋でも問題なし。長芋は大和芋にくらべて水分がやや多いので、水の量を加減すると良いでしょう。

・たたき大和芋のスープ

簡単スープを作りたいなら、こちらのレシピがイチオシです。山芋の皮をむいたら、叩いて粗く割るのがコツ。手間が省けるだけでなく、断面がランダムになり、味がしみ込みやすくなります。あっさりとしたスープなので、揚げ物やチャーハンなど濃い味の献立に合わせるとバランスが良いですよ。

■【とろろをかけたご飯系】山芋の人気アレンジレシピ6選

・絶品合わせダシで! トロロご飯

山芋レシピの定番ともいえる「とろろご飯」。すりおろした山芋に加える合わせだしは、生卵入りでまろやかな味わいです。合わせだしを山芋に加えるときは、少しずつなじませるのがポイント。アツアツの麦ご飯にたっぷりかけていただきましょう。

・マグロのトロロ丼

刺身用のマグロとすりおろした山芋で作る「山かけ」を丼にアレンジしたレシピです。山芋に大葉、刻んだネギを混ぜ合わせることで、香り豊かに仕上がりますよ。山芋に調味料を加えない分、ご飯にマグロの漬け汁をかけるのが美味しさの秘訣。お酒のシメにもぴったりですね。

・アジの干物トロロ麦ご飯

ちょっと贅沢なとろろご飯を食べたいなら、アジの干物やネバネバ野菜をプラスしましょう。すりおろした山芋と合わせだしに加えて全体を混ぜると、ひと口食べるごとにさまざまな味わいが楽しめますよ。山芋とオクラのコンビはスタミナ食材とも言われているので、疲れている日にいかがでしょうか。

・明太とろろのシラス丼

包丁を使わずにとろろご飯を作れるお手軽レシピです。ビニール袋に入れた山芋を叩いたら、明太子と調味料を加えて混ぜ合わせます。洗い物が少なく済むのも魅力ですね。貝われ菜はキッチンばさみで切れば手間いらず。シラスの風味と相まって、お代わりしたくなる美味しさですよ。

・のど越し良いとろろ飯

とろろご飯は合わせだしは鍋で作るのが一般的。こちらは合わせだしをレンジで作るため、とても簡単です。少し濃いめの味つけが、淡泊な山芋とよく合います。仕上げに卵黄をトッピングし、全体を豪快に混ぜていただきましょう。合わせだしが余ったら、お浸しやめんつゆとして無駄なく活用してくださいね。

・山芋納豆ご飯

納豆と山芋のコンビは間違いなしの美味しさ。山芋に加える合わせだしは麺つゆを使うため、失敗なく作れます。納豆のタレや練りからしも入れて、風味豊かに仕上げましょう。いつものとろろご飯を簡単にアレンジしたいときにおすすめですよ。

■調理法でアレンジ自在! 山芋レシピのレパートリーを増やしてみて

山芋は切り方や調理法によって食感が異なります。すりおろして生のまま食べればネバネバ感を、細切りにすればシャキシャキに。また、火を通すともっちりしたりホクホクになったりと、山芋ひとつで何通りもの楽しみ方ができます。

粘りがあるものの、味わいは比較的淡泊で和洋どちらにも合わせやすいのも魅力。ぜひ、ご紹介したレシピを参考に、山芋料理のレパートリーを増やしてみてくださいね。

(ともみ)

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