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「もう学校へは行くなよ」養母と教師の板挟みで両方から叱られ<親に捨てられたおばあちゃん>

  • 2023.9.12

2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。昔から作文を書くことが大好きだったキヨさん。授業で作文を書くことになり、戦争が深刻化する前の、兄との楽しい思い出を書きました。しかし、先生から「兵隊さんたちが戦地で懸命に戦っているのに……」と怒られ、クラスメートからも非国民と非難されてしまったキヨさん。さらに……。

クラスメートの中には、キヨさんが先生から作文のことで怒られているのを笑う子もいました。さらに「チャック付きのお財布を持ってたよね」と言いだし、キヨさんを「非国民」と言う子も。キヨさんにとって、大好きな作文が大嫌いに変わった出来事でした。

家に帰ると養母も作文のことでキヨをなじり……。

山から頭ほどもある石を運ぶことも…

こんにちはゆっぺです。

家に帰ると養母もキヨの作文のことを知っていて、「やっぱり母親がばかだと子どももばかだね」と、キヨをなじりました。

そして「もう学校へは行くなよ。家の畑を耕したほうがよっぽどお国のためになる」と言うのです。

学校では先生から「そんなに子守りが大事なら、赤ん坊を背負って学校に来い!」と言われていたキヨ。

板挟み状態で、どっちに転んでも叱られました。

ある日、学校で勤労奉仕として、山から石を運ぶことに。

自分の頭ほどの大きさの石を背負い、道なき道や急な坂を歩くのは大変でした。

皆、まともな靴など履いていないので、足は血だらけ、モンペは破れてボロボロになりました。

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過酷な労働をしているのでつい忘れがちになりますが、キヨさんたちはまだ小学生。草履や下駄で、自分の頭ほどある石を運ぶのは、大人の男性でも大変な作業。子どもたちにとっては、想像を絶するような過酷さだったことでしょう。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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