1. トップ
  2. レシピ
  3. 再注目を集める!ヘルシーおやつ「干し芋」の作り方&保存方法のほか、人気アレンジレシピ6選も

再注目を集める!ヘルシーおやつ「干し芋」の作り方&保存方法のほか、人気アレンジレシピ6選も

  • 2023.9.11

素朴な味わいが美味しく、古くから保存食として親しまれてきた「干し芋」。さつまいもをじっくり干して乾燥させることで甘みが増し、ねっとりとした食感が特徴です。最近ではヘルシーなおやつとして再注目されており、ほど良いかたさで顎が鍛えられることから子どものおやつにもおすすめですよ。

そこで今回は、干し芋の作り方や食べ頃、保存方法について解説します。また干し芋のアレンジレシピ【6選】もピックアップし、干し芋を飽きずに楽しむ方法も満載です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

■干し芋の作り方

どんな種類のさつまいもでもOK。「蒸す→切る→干す」と手順はいたってシンプルで、空気が乾燥してよく晴れたタイミングであれば2日程度で完成します。天気予報をチェックしておくと◎。一番好きな干し具合で食べられるのも自家製ならではの醍醐味ですよ。

冷凍保存もできる!手作り干し芋

【材料】(1~1.2kg分)

サツマイモ 1~1.2kg

【下準備】

1、サツマイモは皮ごとキレイに洗い、長さを3等分に切る。

2、蒸し器を湯気が上がる状態に準備しておく。(ヒント)蒸し器の蓋にタオルを巻いておくと水滴が器に入りません。

【作り方】

1、蒸気の上がった蒸し器にサツマイモを入れ、柔らかくなるまで約20分蒸す。

2、蒸し上がったら縦6等分にし、盆ザルや網にのせて時々上下を返しながら1日半~2日間天日干しにする。夜は室内で干して下さい。(ヒント)セミドライな状態がベスト。

3、お好みの干し加減になったら、密封ができる袋に入れる。冷蔵庫で1週間、または冷凍庫で3週間保存できます。(ヒント)このまま召し上がってもおいしいですが、トースターで軽く炙っても美味ですよ。

■干し芋の食べ頃・保存方法

おすすめの食べ頃は半生のような"セミドライ"な状態のときです。表面だけ乾き、中はねっとりとした食感でたまりませんよ。季節や天候によって変わりますが、日数で言うと"2日程度"です。干しすぎると食感がかたくなってしまうので、毎日様子をチェックしましょう。

干し芋はそのまま置いておくと、空気に当たって水分が抜け、かたくなってしまいます。保存する場合はジッパーつき保存袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫なら1週間、冷凍庫なら3週間ほど保存可能。冷凍したものはゆっくり自然解凍し、トースターで少し温めると甘みが増して美味しいですよ。

■干し芋の<アレンジ>レシピ6選

干し芋は意外にもアレンジが効き、スイーツ系・お食事系とさまざまな活用方法があります。かたくなった干し芋や残った市販品のリメイクにもおすすめです。

・干しイモトースト

バターを塗ったトーストに、角切りにした干し芋・レーズン・ピザ用チーズ・グラニュー糖をのせて焼き上げます。色んな食感を楽しめ、甘さと塩気の絶妙なバランスで満足感が高いです。ボリューム満点で朝ごはんにもぴったり。

・干し芋の根菜スープ

スープの旨味がしみ込んだ干し芋の美味しさは想像以上。干し芋の甘さがより際立ってくせになりそうです。いつものコンソメスープに加えてもOK。かたくなった干し芋のアレンジにもぜひ。

・干し芋エッグパイ

濃厚なエッグタルト風の卵液と甘みが凝縮した干し芋が組み合わさって、甘いもの好きにはたまらない一品。干し芋のねっとり食感とパイのサクサク食感の違いも堪能できます。冷凍パイシートで簡単に作れるので、おやつやおもてなしにいかがですか?

・干し芋ご飯

干し芋をお米と一緒に炊き込むだけで、ねっとりした甘さにほっくり感がプラス。普通のさつまいもご飯とは違った風味や食感を満喫できます。黒ゴマもアクセントに。おにぎりにしても良さそうですね。

・干し芋のピーナッツトースト

干し芋の甘みとピーナッツの香ばしさがマッチしたスイーツ系トーストです。ピーナッツクリームが甘じょっぱいので、干し芋の甘みが引き立ちます。干し芋は食物繊維たっぷり、ピーナッツは抗酸化作用があるため、美容食としてもおすすめですよ。

・マクロビアイスクリーム大学芋風

砂糖・乳製品・卵不使用なのにクリーミーな仕上がり! 生クリームや牛乳の代わりに濃厚な味わいのアーモンドミルクを使用し、味の決め手はなんといっても干し芋。甘みが凝縮された滋味深い味わいです。これなら罪悪感ゼロで食べられますね。

さつまいもがあれば好きな分だけ作れる干し芋。手作りなら無添加で安心して食べられて、市販品よりコスパも抜群です。紅はるか、シルクスイートなどの品種や干し具合によって味が変わり、アレンジも豊富なので飽きずに楽しめますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

(川原あやか)

元記事で読む
の記事をもっとみる