お酒無しでもOK！体に優しい夜定食「玄米食堂 番」【青葉区本町】

こんにちは！地域特派員のdaoです。 ここ半年ほど資格試験ラッシュでしたが、先月何とかひと段落つきました。 試験を受ける際は時間が惜しいので夕食が外食になりがち。お酒を飲まずに夕飯が食べられるお店を探して見つけたのが「玄米食堂 番（げんまいしょくどう ばん）」さんです。

レトロな店内、体を労るお食事処

元々、にごり酒にこだわった居酒屋「酒肆 番（しゅし ばん）」さんとして営業していましたが、2023年2月からリニューアル！ ランチも夜も、定食が中心のお店になりました。

夜の行灯も良い雰囲気

もちろん飲みたい人もOKで、にごり酒や日本酒なども楽しめます。

入り口の「夜定食」の看板です

和風な店内は、カウンターとテーブル席があります。1人用のテーブル席もあるので1人で静かにご飯を食べたい時もOK。

階段を上がった2階がお店への扉

そもそもdaoがこのお店を知ったのは、「日本酒ゴーアラウンド」という日本酒のはしご酒イベントの参加店になっていたからなんです！

今年の日本酒ゴーアラウンドも気になります

その時は、立ち寄らなかったんですが一緒に行っていた人から「ここも美味しいよ」という話しが出て気になっていました。 番さんは、今年も日本酒ゴーアラウンドの参加店になっているので、気になる方は10月1日のイベントもどうぞ！

玄米ご飯の夜定食メニュー

さて、夜定食は何を出しているのかメニューをめくります。

「まごわやさしい」って！？

お目当ての定食は、豚汁・鯖の味噌煮・お豆腐・肉焼売・カレー・鷄五目おこわ・冷や汁・粗食！？ どんな定食になるのか気になるメインもありますが、味のある絵で定食の想像があまりできない。

体に優しい定食メニュー

鯖味噌か肉焼売かな？ 焼却って文字を見ると、焼売を思い出すんだよな。と、余計な事を考えながら肉焼売定食を頼みました。

せっかくなので、もう少しメニューを見てみます。

日本酒メニューはこちら

やっぱり、日本酒が気になります。しかし、今回はお酒が無くても食べられる夜定食を！と思っていたので、急いで他のページに！

甘味もあるの！？

甘味のセットがある！ 甘味だけ頼む人っているのかな？ という質問してみると「お店側としてはいいと思いますが、まだ甘味セットだけという方はいらっしゃらないです」とのこと。 そっかぁと思い、別紙のおやつメニューを探すとありました！

ただの飾りだと思っていたけど、よく見ると！

まさかの葉っぱに「こぼれ梅トーナッツ」。 これを頭に乗せると変身するとかじゃないよね？と、daoは大きい葉っぱにも興味が出てきます。

玄米食堂 番の「無添加 乾物入り肉焼売定食」

ちょっとファンタジーなことを想像しながら待っていると、番さんの「無添加 乾物入り肉焼売定食」が到着です。

酒の肴ではないきちんとした食事がとれます

「蒸すのでちょっとお時間をいただきます」との言葉通り、ちゃんと蒸してある♪

ということで、早速グルっとご紹介！

玄米ごはん普通盛り！お茶碗の感触が薄くて持ちやすい

古代米入りの玄米は、ふっくらモチモチ！ プチプチとした食感も楽しく、最初はちょっと多いかなと思ったのですが、どんどん食べ進めてしまいます。

もずくや、おひたしなど体に良さそうな優しい副菜が！ お煮しめの白滝も中まで味が染み込んでいて美味しいんです。

気になる味だったお漬物

そしてこれ！ 大根の漬物かな？ と思いきや甘酢漬けで優しい甘さと酸味。らっきょうにしては優しすぎるし、大根でも無い。よく見るとヘチマ？

ということで、この日の漬物の正解は「長下田瓜」という在来品種の瓜でした。登米で1人しか作ってないという野菜をいただけた貴重な体験でした。

蒸したて焼売は10分くらい待ちます

さて、メインの肉焼売はホカホカ！ 乾物もたっぷり入っているので食べごたえ抜群です。 焼売の皮もやわらかかったので、ちょっと不格好ですが断面はこんな感じ！

焼売の断面！ 肉だけじゃなく他の具材もたっぷり

肉もたっぷりなのですが、他の具材も多く、あっさりしているのに旨味がスゴイ。その秘密は、干し貝柱や干し椎茸などの乾物とメニューに書いてありました。

そんなこんなでご馳走さま！と思ったのですが、ドーナッツを頼んでしまいました。

こぼれ梅って何のことでしょう？

なんだか、生地がプチプチしてる？ 玄米のようなプチプチ食感です。 その秘密を伺ったところ「みりん粕」では？という話しでした。 みりんもお酒と同じでもち米が原料なので、絞ると粕が出るそうなんです（お酒でいえば酒粕ですね）。

優しい甘さの生地は、梅ジャムのアクセントも効いてます

優しい甘さが残るみりん粕を砂糖の代わりに生地にいれているので、みりん粕（原料はもち米） 、もしくは白ごまかも？と。どっちでしょ？ 優しい甘みが美味しいドーナッツで、上にのっている梅ジャムも美味しかったです。 ※ちなみに、みりん粕のことを「こぼれ梅」と呼ぶそうで梅ジャムのことではありませんでした。

一旦、試験から開放されたんでちょっと1杯

そして、ドーナッツを食べながらお酒を飲んでしまいました。

疲れて料理をしたくない日の夜は、体も心も喜ぶ「玄米食堂 番」で夜定食がおすすめです。

Data

玄米食堂 番 宮城県仙台市青葉区本町2-15-16 UENOビル 2F 022-266-0838 営業時間 ランチ 11:30～15:00 ディナー 17:00～22:00 ※売り切れ次第終了。第１・第３を除く日曜・水曜はランチのみ 定休日 第１・第３日曜・水曜、そのほか不定休 https://www.instagram.com/genmaishokudou_ban/