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グルマン温故知新:新御茶ノ水〈Indian Street Food & Bar GOND〉スナックや小皿が充実、飲めるインド料理店

  • 2023.9.11
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グルマン温故知新:新御茶ノ水〈Indian Street Food & Bar GOND〉の「ストリートセット」

Indian Street Food & Bar GOND(新御茶ノ水)

スナックや小皿が充実、飲めるインド料理店

2023年4月、19年の歴史に幕を閉じた京橋〈ダバ・インディア〉。本格的な南インド料理店の先駆けだけに、再開発による閉店が嘆かれたが、思いもよらぬ速さ、スタイルで再始動した。名の通り、インドのストリートフードで“飲める店”だ。

スターターに揚げ物、炒め物と、つまみになるインド料理がずらり。ワダやサモサをはじめ、インド各地のストリートフードもいろいろ。加えて北インド料理のシェフによるタンドール料理まで楽しめるというパワーアップぶりだ。

新御茶ノ水〈Indian Street Food & Bar GOND〉の「ストリートセット」
「ストリートセット」グループにおすすめの、ストリートフードのセット。左上から時計回りに、薄い揚げ生地に酸味のある液体を注いで食べるパニプーリ、豆粉の揚げ物にヨーグルトソースを添えたダヒワダ、エビのポリヤル、骨なしタンドリーチキンほか。2人以上、人数分でオーダー(写真は2人分)。1人前1,500円。
新御茶ノ水〈Indian Street Food & Bar GOND〉の「ゴンドチキン65」
「ゴンドチキン65」鶏肉の唐揚げ、南インドスタイル。下味をつけて衣をまぶして揚げた鶏肉を、フライパンで炒め、スパイシーなソースをまとわせた中国料理のような一品。甘辛い味にビールやサワーががんがん進む。1,100円。
新御茶ノ水〈Indian Street Food & Bar GOND〉の「フレッシュサモサ」
「フレッシュサモサ」火を通してつぶしたジャガイモやグリーンピース、ナッツを混ぜて、薄い生地で包み揚げにするサモサは、インドのストリートフードの代表格。爽やかなミントと酸味のあるタマリンドのチャツネを添えて。600円。

塩やスパイスの加減から、野菜の火の通り具合までピタッと決まった味はさすがで、小ポーション、3桁価格からというのもありがたい。インド産のビールやワインに加え、国産クラフトビールのドラフトやオリジナルのスパイスカクテルまで酒の選択肢も十分。

場所は奇(く)しくもカレー店がひしめく神田御茶ノ水エリア。インドの新しい味、食の楽しみで界隈をアツく沸かせそうだ。

新御茶ノ水〈Indian Street Food & Bar GOND〉のシェフ
北インド、南インド計4名のシェフたちが腕を振るう。
新御茶ノ水〈Indian Street Food & Bar GOND〉の店内
内装はビビッドな配色。店名の由来にもなっているゴンド画の装飾も。

Information

Indian Street Food & Bar GOND

〈インディアン ストリート フード アンド バー ゴンド〉
住所:東京都千代田区神田駿河台3-5-15 荒井ビル1F
TEL:03-3259-2800
営:11時30分~14時30分LO、17時~21時LO(土曜・日曜・祝日は異なる)
休:月曜

2023年5月12日オープン。土曜・日曜・祝日はランチ15時LO、ディナー20時30分LO。ディナーのみ予約可。ディナーは1ドリンク制(ノンアルコールを含む)。「隅田川ペールエール 生」はじめ、ビール8種。インド人も大好き、黒胡椒と岩塩入りペッパーソルトサワー750円。生ビール680円~、サワー700円~、グラスワイン680円~。平日ランチ1,000円~、夜はアラカルト、約40種。小皿つまみ600円~。カウンター6席、テーブル9卓30席。

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