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「それでも日本国民か」幸せな思い出の作文を皆の前で罵倒され<親に捨てられたおばあちゃん>

  • 2023.9.10
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2児の母であり、インスタやブログでエッセイマンガを連載しているゆっぺさんが、尊敬する祖母・キヨさんの壮絶な人生をつづったマンガです。キヨさんは1時間だけ授業を受けて早退し、家に戻って畑へ向かう生活になりました。宿題を寝る前にやろうとしても、灯りが家の外に漏れると敵の爆撃を受けてしまうため、灯りを消されてします。ある日、授業で作文を書くことになり……。

昔から作文を書くことが大好きだったキヨさん。今回は、戦争が深刻化する前に兄の自転車の後ろに乗り、町まで買い物に連れて行ってもらったときの思い出を書きました。その日は初めて入った定食屋で天ぷらそばを食べるなど、キヨさんにとって最高に幸せな時間だったのです。

ところが先生に突然怒鳴られて……。

兵隊さんが懸命に戦っているのに…

こんにちはゆっぺです。

キヨは昔、作文で三重丸をもらい、先生や母に褒められた思い出があります。

「今回もじょうずにかけた。また三重丸もらえるかなあ」と楽しみにしていたキヨ。

しかし、先生から「どういうつもりで書いたんだ!?」と怒鳴られてしまったのです。

皆の前で「兵隊さんたちが戦地で懸命に戦っているのに、この腑抜けた内容はなんだ! 天皇陛下の子どもとして恥ずかしいと思わないのか!!」と怒られ、書き直しを命じられたキヨ。

キヨは泣きながら、楽しかった思い出を消しゴムで消すしかありませんでした。

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今なら「だったら最初から楽しい思い出を書いてはダメ」と言ってよ、なんて思いますが、昔は上下関係が今よりずっと強かった時代。生徒が口答えしたり、反論したりすることはあり得なかったのかもしれません。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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