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これって私が日本人だから!?→キルギスの公立保育園があまりにもあくどい【キルギス子育て奮闘記(49)】

  • 2023.9.9

<これって私が日本人だから!?→キルギスの公立保育園があまりにもあくどい>キルギス子育て奮闘記[#49]

(前回の続き)子沢山が当たり前のキルギスで、子供を公立保育園に通わせる事にした我が家。
話を聞くと、朝・昼・おやつ・夕食の全てを保育園で対応してくれるという至れり尽くせりの環境なのですが、ここはキルギス。必ず何かが起きてしまうのです。

前回紹介したように、キルギスはどこの家も子沢山なので、日本同様すんなり入園できる保育園が見つかるわけではありません。
私たちも長女が1歳の時から入園希望児という形で登録をし続けており、入園できる3歳になる年を待っていました。

おかげさまで無事に3歳になると入園のお知らせが保育園から届き一安心。
しかし、そこで提示された保育料が、聞いていた話と違う事に気が付いたのです…。

そのお知らせで提示された保育料はなんと300ドル。

日本で3~4万円で保育園に通えれば十分だと思われるかもしれませんが、ここはキルギス。
月額300ドルと言えば、私立の高級保育園並みの保育料で、完全にぼったくり価格です。

しかもキルギスで現地通貨ではなく米ドルで請求されるというのが怪しいではありませんか…!(もしかして私が外国人だからこんな価格に?)
そういえば出産時にも外国人だからと高額請求された悪夢が蘇ってきます。(38話参照)

ただ、前回ご紹介したように、こちらはキルギスの公務員家庭。
「公立保育園なら公務員は優遇されると言われたのに何事か?」と保育園に直談判しに行くと、しぶしぶ出てきたのが正規(公務員優遇)価格。

その金額、なんと月額3000ソム(日本円にして約3~4000円)という破格の料金!
あまりにも安すぎるその価格に、それはそれでびっくりしたのですが、それにしても公立の保育園が正規の10倍の金額を吹っかけてくるとは…。

これは私が外国人ゆえの惨事かと思ったのですが、入園説明会に行ったら本当に300ドル払っている人もいるようで、キルギス保育料の闇を感じざるを得ませんでした。

素直に、適正価格を引き出した公務員の主人に感謝をすべきでしょうか…?

余談なのですが、キルギスでは外国人の家賃の支払いはドルで求められ、現地のインターナショナルスクールなどはキルギス人でもドル払いが一般的なんです。
レートが変わったとしても決められたドル価格は変えてくれないので、ここ数年でソムが暴落したときは支払いに困るキルギス人も多くいましたよ。

さて、次回は恐怖(?)のロシア式寝かしつけ方法をご紹介します!

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