＜90年代に一世を風靡したバッグブランドが今、再びアツイ！＞学生のマストハブな【ジャンスポーツ】のバックパックは大人にも似合う！

【レスポートサック】【マンハッタンポーテージ】【ジャンスポーツ】。90年代に注目を集めたアメリカ発のバッグブランドが、今改めて脚光を浴びています。いずれもスタイリングしやすいシンプルなデザインに、優れた機能性を搭載したベストセラーアイテムを持つブランドです。それらブランドが長く人気を誇っているのか、その理由を探っていきます。今回は学生の頃、一度は手にしたことが多いであろう【ジャンスポーツ】を取り上げます。

今もアメリカの学生に愛される「スーパーブレイク」が大ヒット！

アウトドアを趣味としていたスキップ、マレー、ジャンの3人。マレーが世界で初めてバックパック用のアルミフレームを開発したことで、1967年にアウトドアブランド【ジャンスポーツ】は誕生します。

1960年代後半～70年代「キャンバスバッグ」はまだ存在せず、雨の多いワシントン大学の学生たちは、教科書を水濡れから守るために【ジャンスポーツ】のハイキング用バッグを通学用に使っていました。それをヒントにキャンバスバッグを開発。今やデイパックの元祖も言われる「スーパーブレイク」が誕生しました。

発売翌年の1985年には全米で1万個以上を売り上げた「スーパーブレイク」。30年以上に渡ってブランドの象徴として親しまれている永久定番モデルです。シンプルな構造であるために軽量で、シーンを選ばずにオールマイティに使えるのが最大の魅力。ミニマルなデザインだからこそピンバッチやワッペンなどでカスタマイズして、オリジナリティを表現するのも楽しみのひとつです。

「スーパーブレイク」はシリーズ展開され、15インチまでのPC収納スリーブを搭載した「スーパーブレイクプラス」や、リサイクルペットボトル約20本分のプラスチックから生まれた地球にやさしい「リサクルド スーパーブレイク」などもあります。

90年代に人気を博した【ジャンスポーツ】を代表するロングセラー「ライトパック」

90年代に人気を博したのが1990年に発売された「ライトパック」。コーデュラナイロンとレザーボトムのコンビが象徴的なモデルです。当時アメリカの大学生は教科書が重く、もっと丈夫なバッグが欲しいという声から、ボトムを肉厚なレザーで補強したデザインが生まれました。

誕生から30年以上経過した今もオールドスクールなルックスと、どんなシーンも幅広くカバーする実用性の高さは変わらないものの、パソコンスリーブやオーガナイザーポケット、サイドポケットなどの機能を時代のニーズに合わせながらアップデート。耐久性に優れた素材を採用しているため、使い込むほどに味わいを増す経年変化も楽しめます。

豊富なバリエから、シンプル × 多ポケットな注目モデルをピックアップ

バックパックの種類はミニリュックも含め、現在35型を揃える【ジャンスポーツ】。その中から多ポケットで機能性の高い3モデルをピックアップします。

【ジャンスポーツ】の現代のデジタルライフに使い勝手のよい機能性を追求した「グランビー」。フロントの5つのポケットに加え、両サイドポケット、15インチまでのノートパソコンが収納できるコンパートメントなど、たくさんの収納スペースを備えています。

ノートなどが収納できる特徴的な縦長の大きなフロントポケット、充電コードなどを収納するのに便利な横長のフロントポケット、両サイドのメッシュポケット、ノートパソコンを収納できるパッド入りスリーブなど「ダブルトン」も多彩な収納スペースを装備。シンプルなルックスで、通勤通学から休日まで幅広く活躍します。

レザーのパッチやスライダーがアクセントになった「ロドパック」。3カ所のアウトポケットや両サイドポケット、ノートパソコンを収納できるパッド入りスリーブを備えています。荷物の固定などに便利なギアストラップを搭載した底部は1680デニールのポリエステルで補強されているので、重いものを収納しても安心です。

いずれもメインボディにリサイクル素材を使用し、広々としたコンパートメントで荷物を出し入れしやすく、肩に負担がかかりにくいパッド入りショルダーストラップを採用しています。

落ち着いたデザインのみならず、多彩なカラーバリエーションも【ジャンスポーツ】の魅力。学生以来縁遠くなっていたという人は、久しぶりに手にとってはいかがでしょうか？

※価格はすべて税込みです