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【京都洋食】すぐ人気を集めそうな新店!名店のシェフが独立「洋食屋なかご」

  • 2023.9.9

四条河原町からもほど近い場所にある飲食店が集まる もみじ小路 内に注目の洋食店「なかご」がオープンなり。

飲食店集まるもみじ小路内に注目の洋食店がオープン!

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お店の名前は「洋食屋なかご」、惜しまれつつ2020年に閉店した「ビストロ セプト」、それに予約が取れない大人気洋食店「洋食おがた」でフライパンを振るっていたシェフが独立されたと聞いて、それは行かないと!と速攻で思ったわけで。前日予約で席なんぞ取れるのかよ!!と思ったのですが、タイミングが良かったのか無事2席を確保。

場所は、松原通御幸町西入にある巨大京町屋リノベーション物件「もみじ小路」の一番奥にあります。一番手前のお店「さしみ丸」は一度覗きに来た経験あり。

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「もみじ小路」は京町屋改修プロジェクトで改装された京町屋で、現在9軒のテナントが入っているのですが、名前の通り、大きなもみじの木がある中庭がとても綺麗。中庭を抜けて「予約している者です~」とお店に入店したのが予約より15分程早い17:45。我々が1組目でした。カウンター席の真ん中に入れてもらうのだ。

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1階はカウンターのみ8席のこじんまりスペース。が、2階もあり、そちらは4人テーブルが4つあるようです。現在はシェフとフロア担当女性の2名体制で、シェフ曰く「2人なので、満席はちょっと難しいですねえ~」とのこと。予約のみで満席の日で、カウンター席は1時間後には満席、後程2組ほど2階に案内されている状況でした。

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で、メニューをワクワクと確認。「ビストロ セプト」、「洋食おがた」のメニュー編成と概ね同じような感じですが、尾崎牛!などの超高級食材は入れておられないようなので、若干お手頃ライン。更に・・・

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レギュラーメニューの一部がこちら。こちらがメイン系で・・・

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こちらが〆メニューとデザート系。これにあと2枚ほど前菜メニューがあったような。(写真大失念!) 現在、お一人で回しておられるとは思えない充実度。相方とこれは順番に全部食べたくなるものばかりだねえ、とウットリしつつ、とりあえず前菜的なものを3つほど注文。

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とりあえず黒★の中瓶を貰って、本日の労働にカンパーイ!ということに。突き出しに「キャベツのコールスロー」が登場するのですが、酸っぱすぎないこの程よい味付け。既視感バリバリですが、相変わらず美味しいのだ。

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で、1品目。またまたどこでもポテサラ食べる家族ですので注文した、「洋食屋さんのポテトサラダ」¥660なり。茹で玉子たっぷり目のロースハム入りというベタな設定。肩の力が抜けた普段使いの旨さ!みたいな感じですが、確実に旨いですな。

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これはワインにスイッチだと、今日はグラスワインをお願いする。現在、赤白各2本抜栓されている模様。右手は仏アルザスの白、「Joseph Scharsch Pinot Gris 2021」、ピノグリ100%のビオですが、ホンノリ甘めでするっと呑みやすいタイプ。左手は米カルフォルニアの赤で「Decoy Zinfandel 2021」なり。ジンファンデル主体でシラー、カベルネなど。両方とも¥1000だったかな。

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2品目は、絶対に「ビストロ セプト」でも注文していた田舎風パテ¥1450なり。ビストロ セプト定番の一品で超肉厚なのがサーブされるのですが、こちらも大面積で満足度大! 鶏レバー成分多めの柔らかい仕上げで塩分が程よいのが嬉しい。パン&ワイン劇消化メニューなのですが、〆に炭水化物系に行きたいので、ここはパンをぐっと我慢。

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3品目は、「愛知県産ハモフライ 自家製タルタルソースと」¥1350なり。鱧の身がふんわりと仕上がっていて、香ばしい衣との抜群のハーモニー。これまた間違いのないお味。(これを食べると、コリスも思い出しますな・・・)

で、初めに注文したのが全部出たので、アテにもう1品、メインはハンバーグ!ということで追加するのだ。

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ワタシは白グラスを追加。仏ブルゴーニュは「Marcel Servin Bourgogne Chardonnay 2020」を。シャルドネ100%のこちらは¥1300なのですが、いやー良いのを空けておられますな。大納得! 白が2種類のみスタンバっていることを教えてもらい、美味しかったので後程、お代わりしました。ボトル売りもあり¥7000なので、次回はこのボトルか、後程紹介する赤ボトルを注文予定。

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で追加のアテ系。「丹波篠山 高坂地鶏のたたき風」¥1800なり。無菌鶏として有名焼鳥店でも採用されている地鶏ですが、京都でもビストロセプトは5年以上前から採用されていたと記憶。山椒塩、それにポン酢で頂きます。焼き鳥ではないのでフライパン焼きなのですが、焼き油しっかり目で泳がすようにじっくりと火を入れ、皮は超ぱりっぱり!なのに・・・

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皮と身の間の脂はとろける~!食感。いいお値段なのですが、超納得な一品でした。濃すぎないポン酢とぴったりマッチ!

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相方も新しい赤グラスを!ということで、白と同じ酒蔵の「Marcel Servin Bourgogne Pinot Noir 2021」を。これまた美味しいので、私も後程追加で注文。

で、メインはもちろんこちら!

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注文を受けてからひき肉をパンパン!と成型し、目の前のキッチンでじわじわと火入れ。コンロから外して休ませてを数回繰り返し、登場したのは・・・

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「福留小牧場の幸福豚と国産牛のハンバーグ」なり。100g/¥1500でお好きな大きさでお願いできます。。3年前のセプトと同じ値段で頑張っておられるわけで。サイズが大きい方がジューシーだろうと考えて、200gでお願いし半分こする作戦。

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割りましたの図。いやはや、粗びき肉の肉汁で肉の旨味てんこ盛り! かなりビターですが、苦すぎないデミグラスソースが超旨ですな。最後まで超超超超大満足なのですが、これはやっぱり〆が欲しい!と相方と意見一致。で、悩みに悩んで注文したのが・・・

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実は、セプト・おがたを通じて初めて食べたような気がする、「大人のナポリタン目玉焼き乗せ」¥1700なり。じゃきじゃき玉ねぎが超タップリ。イタリアン風ではなくて、あくまで洋食路線の甘口超濃厚トマケチャソースが懐かし超旨!なのだ。

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想像以上にしっかり量で2人とも超お腹パンパンで超絶幸せな2時間少々。以上で〆て、瓶ビール1、赤白グラスワインを2人で7杯。(ボトルにすればよかった汗)合計¥20000を少々割れる超納得なお支払い。イヤー、久々に洋食店で感じた大大大大満足。お料理がサーブされるたびに始終ニタニタしていたので、ご店主に変なカップルと思われたことでしょう!

ご店主が直前まで居られたおがたは、予約が取れない&どんどん良い食材を導入されてグレードアップされているので、我々は少々敷居が高くなりつつある全国区店なので、我々は今後ともこちらでお世話になりたーい予定。(とはいえ、直ぐに人気店になりそうな・・・) とりあえず早めに再訪するのは間違い無し。メニュー制覇を目指して、また来ます~。

店舗情報

店名:洋食屋なかご
住所:京都市下京区石不動之町682−4
営業時間:11:30~14:30 / 17:30~23:00
定休日:水曜日
TEL:075-600-9655

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