19歳でデビュー。61年間走り続けてきた鳥居ユキさんが、いま伝えたいこと

世界的ファッションデザイナーの鳥居ユキさんは、デザイナー生活61年目を迎える。80歳となった今、日々の暮らしでどのように「ハッピー」を見つけているのかを綴った一冊、『80歳、ハッピーに生きる80の言葉』（主婦と生活社）が2023年9月8日に発売された。

19歳でデザイナーとしてデビューし、61年間走り続けてきた鳥居さん。出版の話をもらったとき、「あれ!? 私、80歳なの？」と驚いたという。どこか他人事だった80歳という年齢。改めて自覚するのに良い機会だと考えて、本の制作にかかることになったそうだ。

日々の生活で大切にしていることは「1日にひとつハッピーの種を見つけること」だという。本書には鳥居さんが見つけた以下のような「ハッピーの種」が、全部で80紹介されている。

窓を開けて、空気を入れ替え／早起きして運動する／朝40分のストレッチ／怠けたくなる日もあるけれど／朝の食事を慈しむ！／同じ卵でも、同じメニューにしない／好きなものを使い続ける／座りっぱなしに要注意！／ハッピーな私のために／何でもすぐにメモ、メモ、メモ！／バカンスの過ごし方／日々の暮らしからの発想...

年齢を重ねても生き生きとファッションを楽しむ様子も紹介されている。身に着けるものを変えるだけでも気分が変わるので、お気に入りのファッションやアイテムを探してみては？