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ワンルーム暮らしをもっと豊かに 「捨て活」で持たない暮らしを楽しむ

  • 2023.9.8

2023年9月4日、 インスタグラマーのapartment301さんの著書『捨て活で見つけた「私」が主役のワンルームライフ』(主婦の友社)が発売された。

震災をきっかけに「持たない暮らし」へ

著者は40代のひとり暮らし。25平米、家賃33,000円(水道代込み)のワンルーム住まいで、熊本地震をきっかけに、「持たない暮らし」をはじめ、その生活をインスタグラムで発信し、ライフスタイルが広く支持を集めている。

持ち物は、洋服は一年通して全部で15アイテムのみ、食器や生活用品も最小限と、「捨て活」を通してミニマルな生活を実現。もちろん、ただ持ち物が少なければいいということではなく、自分の暮らしに合った心地いい物量をキープすることが大切だという。

本書では、そんな著者のものの選び方や、暮らしや空間の仕組みづくりなど、ワンルームでも、少ないもので美しく、自分らしく暮らすコツが紹介されている。

背の高い家具はできるだけ置かない

著者によると、すっきりした暮らしには、圧迫感のない広々とした空間と空間が必要だという。たとえば、狭い部屋に背の高い家具を置いたりすると、一気に圧迫感が増してしまう。ワンルームで暮らす場合には、背の低い家具を選んだ方がいいとされる。

また、部屋の床を変えることも効果的とされる。著者は賃貸住まいのため、現状復帰できる市販のフロアタイルやクッションンフロアを活用して、一般的なフローリングだった床をグレーに変えた。これだけで随分あか抜けた空間になったという。

このほか、家電や家具、照明や生活用品を厳選して、徹底的に自分が好きな空間をつくる技が満載。著者の生活へのこだわりが詰まった1冊だ。

【CONTENTS】
第1章「捨て活」で自分を見つける
・ものと向き合うことは、自分と向き合うこと
・「捨て活」の経緯
・「捨て活」の極意 手放せる自分になろう
・「心地いい物量」の目安を持とう
・「捨て活」後の愛用品 私の日々をつくるもの──服、服飾小物、キッチン用品、生活用品

第2章 自分が喜ぶ部屋づくり
・ワンルームって最高! ものを減らして新たに手に入れた価値観
・盛る部屋から、盛らない部屋へ。少ないものを引き立てる、空間づくりに注目
・301流インテリア すっきり暮らすための工夫
・使い勝手のいい収納で散らからない部屋をキープ
・買い物はよくよく考えて慎重に。家の中に「もったいない」をつくらない
・301流インテリア 心地よく暮らすための工夫
・「捨て活」後の愛用品 QOLがアップする癒しグッズ──雑貨&植物&アロマ

第3章 自分をいたわる暮らしの習慣
・規則正しい生活で得られる達成感がすごく好き
・仕事の日の時間割
・ 301流ライフスタイル 暮らし快適マイルール
・自分の感情や感覚に、もっとわがままに。ひとりの特権を楽しむ暮らし方
・「捨て活」後の愛用品 日々がととのうマイ定番──消耗品&掃除グッズ

■apartment301さんプロフィール
あぱーとめんと・さんまるいち/熊本県在住。ごく普通の賃貸物件の301号室に暮らす。家賃は水道代込みで3万3000円。熊本地震をきっかけとした「捨て活」後の愛用品や、片づけのハウツーを綴ったInstagramが大人気。

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