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ボン・マルシェでスペイン女優ロッシ・デ・パルマが賑やかにオレ!!

  • 2023.9.8

映画界の巨匠ペドロ・アルモドバルの作品でおなじみのスペインの個性派女優ロッシ・デ・パルマ。その彼女に左岸のデパートのル・ボン・マルシェが占拠された!と言いたくなるほど、彼女を栄誉ゲストに迎えて新しい季節の到来を祝う「OLÉ OLÉ Rossy de Palma(オレ・オレ・ロッシ・デ・パルマ)」展が10月15日まで開催されている。

ボン・マルシェのエントランスには遠くからでも人目をひくロッシ・デ・パルマのポスター。photo:Mariko Omura

夏のバカンスが終わっていまや秋、というと枯葉色のように落ち着いた色が感じられる催しが多いけれど、ボン・マルシェは外観、そして1階から3階までフラメンコの衣装よろしく水玉模様が飛び回り、なんとも陽気で賑やかなのだ。このイベントに集められたのは、スペイン、ポルトガルといったイベリア半島の国、メキシコやチリなど南米の職人仕事が生きた品々。日常を明るく彩るセラミック、リネン、パニエ……ちょっとしたアクセサリーまでアイテムは幅広い。プレタポルテもあれば、さらに20区の人気タパスレストラン「Amagat(アマガ)」のイートインコーナーも……紹介しきれない盛りだくさんの内容が待っているので楽しみに出かけよう。

売り場、それに館内吹き抜けを交差するアンドレ・プットマンのデザインによるエスカレーターまでも水玉の装飾で。photo:Le Bon Marché Rive Gauche

左: 手仕事の温もりを感じさせるランチョンマットやお皿。右: マドリードの「La Californie」の陶器類。photos:Mariko Omura

左: メキシコの買い物バッグ(Legado)  。右: カラフルで陽気なスイカのイヤリング(Sandralexandra)。

左: マドリードで母娘による個性的なインテリアブティックとして名高い「La Californie」はこのイベントのゲストメゾン。右: 「Amagat」の小皿料理も。photos:Mariko OMURA

3階には赤とブルーでまとめた「La Villa Rossy」が広いスペースを占めている。彼女のダイニングルーム、キッチン、バスルーム、ベッドルーム……といった想定で、半円の各ブースの中では笑いとエネルギーが弾ける仕掛けだ。彼女の顔をあしらったOLE OLE展のオリジナルグッズ、そして彼女が選んだクリエイターたちの扇や香水などを販売。なお9月13、20、27日の午後9時からは、館内のステージで「La Vie en Rossy(ラ・ヴィ・アン・ロッシ)」と題したショーが開催される。彼女が自らの人生、秘密を語るそうだ。

3階、「La Villa Rossy」へようこそとロッシの映像が誘い掛ける。右の赤いブースはダイニングルーム。テーブルに並べたお皿の中でディナーに招かれた設定のジャン=ポール・ゴルティエ、ペドロ・アルモドバル、クリスチャン・ルブタンといった彼女の仲良しが彼女について語る。photo:Mariko OMURA

扇、櫛、香水などのセレクションを販売。photo:Le Bon Marché Rive Gauche

『OLÉ OLÉ Rossy de Palma』展開催中~2023年10月15日Le Bon Marché24, rue de Sèvres75007 Paris営)10:00〜19:45(月〜土)11:00〜~19:45(日)無休 www.lebonmarche.com @lebonmarcherivegauche

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