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稲垣吾郎が戸惑いの表情を浮かべ、前を見つめる…その目線の先にあるものは?『正欲』場面写真

  • 2023.9.8
稲垣吾郎が戸惑いの表情を浮かべ、前を見つめる…その目線の先にあるものは?『正欲』場面写真
(C)2021朝井リョウ/新潮社 (C)2023「正欲」製作委員会+A409

それぞれに人生を歩んできた5人の人生が少しずつ交差していく

稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を出演者として迎え、岸善幸監督が朝井リョウの第34回柴田錬三郎賞受賞作を映画化した『正欲』。本作より、主要キャストが登場する場面写真を紹介する。

本作は、家庭環境、性的指向、容姿──様々に異なった”選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマをあぶり出していく衝撃的なストーリー。朝井リョウの同名小説を、岸善幸監督、港岳彦脚本で映画化する。

今回、本作から新たに紹介するのは、稲垣、新垣、磯村、佐藤、東野ら主要キャストたちのワンシーンを切り取った場面写真だ。

稲垣が演じるのは、検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人で暮らす寺井啓喜。息子が不登校になり、教育方針を巡って妻とは度々衝突している。場面写真では、寺井が戸惑いの表情で誰かをまっすぐ見つめる。その視線の先にいるのは一体?

新垣が演じるのは、広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月。実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。磯村が演じるのは、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道。場面写真では、夏月と佳道が、無言で前後に並びバスに揺られる姿が写し出されている。

佐藤が演じるのは、ダンスサークルで活動し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也。東野は、そんな大也と同じ大学に通い、学園祭実行委員としてダイバーシティフェスを企画し、彼が所属するダンスサークルに出演依頼をする神戸八重子を演じている。絶妙な距離感のふたりの間に、一体何が起きたのか?

それぞれに人生を歩んできた5人。少しずつ、彼らの関係は交差していく。誰ともつながれない、だからこそ誰かとつながりたいと希求する彼らのストーリーは、どうしたって降りられないこの世界で、生き延びるために大切なものを、強い衝撃や深い感動と共に提示する。

また、本作の前売り特典付きムビチケが、9月15日より発売される。ムビチケカードは、稲垣演じる寺井と新垣演じる夏月が交錯するかのようなデザイン。前売り特典は、主要キャラクターたちの印象的な表情を切り取った「クリアしおり」となる。

『正欲』は11月10日より劇場公開。

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